清掃のポイントはごみ庫の管理と清掃用具の活用です!
コミュニティセンター便り第66号-2020年12月1日発行
第66号では、横浜市在住のIさん(68歳)にお話を伺いました。
Table of Contents
Qコミュニティセンターで仕事をする以前は?
保険会社で営業の仕事を10年ほどしていました。
その後、専業主婦で過ごしていましたが、60歳になる前にホテルで働いてみたくてベッドメイキングの仕事をしました。
2011年 3月 11日に起きた東日本大震災の時はホテルの 8階でベッドメイキングの仕事をしていて、大変怖い思いをしました。
そのような体験もあってホテルの仕事を辞め、新たな職探しを始めました。
新聞で見つけたマンションの清掃の仕事に応募しまして、しばらくして採用が決まりましたので、そこで5年ほど清掃のお仕事をすることになりました。
Qコミュニティセンターと出会ったきっかけは?
コミュニティセンターさんとは、前の職場の同僚だった知人を通して出会いました。マンション管理員業務ということでしたが、清掃の業務もあるというのでやってみようと考えました。
清掃の仕事も経験していましたので、コミュニティセンターさんでお仕事をすることはさほど戸惑うことなく取り組めました。 2017年2月にOJTを経て、3月から本格的に業務に就くようになりました。
長期契約物件の管理員業務のお話もありましたが、今は主に代行業務で入っています。昨年の 11月には 1カ月の間に 10カ所で代行業務を行い、引き継ぎも 5回やりました。自分でも頑張ったなと思います。
「今日はどこに行くのかしら」という感じで、管理室の暗証番号を覚えるのも大変でした。皆さんに助けていただきながら、大事もなく、無事にやってこられたので感謝しています。
営業を 10年やった経験も役に立ったと思います。居住者さまとも良好な関係を築いてこられたと思っています。
Q今までの仕事で印象に残っていることを
昨年の4月、新規立ち上げの500世帯のマンションで業務に入ったことがあります。2人体制でしたが、まだ工事中の状態での業務でしたし、業務内容が確定されているわけでもありませんでしたので、手探りで業務を進めるという状況でした。
エントランスホールの床のコーティング作業もまだ終わっていない段階でした。
管理員業務や清掃をする立場で気付くこともありましたので、そのことを業者のかたにお伝えしたこともあります。
内覧に来られるかたもいらっしゃいましたね。そこでは2カ月ほど仕事をしまして、防火扉の構造など、マンションについていろいろと勉強になったと思っています。
Q清掃業務について
管理員業務と清掃業務が分かれている場合もありますが、兼務の場合がほとんどです。私は兼務でやる方が好きですね。
巡回しながら拾い掃きをしますし、業務時間が長ければ、モップ掛けや掃除機掛けなどもしっかり行います。
業務が終わって申し送りを記入する際には、しっかり書くように心掛けています。
業務の重複が生じないように、清掃済みの場所など、行ったことはちゃんと記録するようにしています。
私自身は清掃が好きなので、清掃自体はそんなに難しいとか大変だとは思わないのですが、やはりごみ庫の管理がポイントですね。分別しなかったり、夏の時期の生ごみの液漏れがあったりすると臭いますし、衛生上良くありません。
清掃は道具が大事だと思います。特にリールホース(ホースリール)があると便利です。
3,000円ぐらいのもので十分です。バケツも広口のものがあればモップを手で絞れますし、リールホースを使えばきれいに洗えます。
Q仕事を通してうれしいと思うことは?
ごみ庫の状態や清掃の結果を褒めていただいたり、評価していただいたりした時は本当にうれしいですね。
高齢の居住者のかたが、「あなたが一生懸命やっている姿を見ると元気が出ますよ」と言ってくださった時にはとてもうれしかったです。昼の時間にサンドイッチとコーヒーを差し入れしてくださった居住者さまもいらっしゃいます。
短い代行の期間でも声を掛けてくださる居住者のかたも少なくなく、本当にありがたいと思っています。
Q日頃、気を付けていることは?
体調管理ですね。今年の夏は冷房に当たり過ぎてしまいまして、股関節が固まってしまって動けなくなってしまったんです。それでお仕事も2日ほど休んだのですが、知人に冷えが原因だと指摘されまして、お湯で足を温めるようにしました。冷水と熱水に交互
に入るようにしたところ、すぐに治すことができました。
そんなこともあり、健康管理には気を付けるようにしています。
小豆をよく食べたり、黄な粉を豆乳に入れて飲んだりしています。 最近、体組成計を購入して測定したところ、体内年齢53歳と表示されました。足腰の年齢は60歳と出ました。
よく寝られていますし、食事もおいしくいただいています。健康が第一ですね。
Q仕事で心構えとしていることは?
時間厳守と「慌てない」ということです。特に初めての物件には余裕をもって現地に到着するように出掛けます。聞いていた暗証番号で開かないという場合もあります。
そういうときも慌てないことです。担当者のかたにすぐに連絡して確認するようにします。
何かあっても慌てず、分からないことがあれば、勇気をもって連絡して対応してもらうことが大事だと考えています。
そういう意味では、自分に自信を持つということも大切なことですね。
それから、居住者さまに話し掛けられたら、相手の話をよく聞くようにしています。
Q今後の抱負を
仕事は楽しいですし、充実しています。70歳までは働きたいですね。昨年は結構頑張ったんですよ。先ほどお話ししたように今年は少し体調を崩すことがありましたので、無理をしないようにしていますが、月15日程度の業務は入れるようにしています。
代行のお仕事をお友達にも紹介していますが、マンション管理の業務が大変だというイメージを持っているかたが多いですね。
「私でもできるわよ」と言って、具体的な体験談やエピソードをお伝えしながら、声を掛けさせていただいています。女性の代行の皆さんとも楽しく交流しています。
マンション管理人に関するよくある質問FAQ
Q:コミュニティセンターと出会ったきっかけは?
コミュニティセンターさんとは、前の職場の同僚だった知人を通して出会いました。マンション管理員業務ということでしたが、清掃の業務もあるというのでやってみようと考えました。
Q:仕事を通してうれしいと思うことは?
ごみ庫の状態や清掃の結果を褒めていただいたり、評価していただいたりした時は本当にうれしいですね。 高齢の居住者のかたが、「あなたが一生懸命やっている姿を見ると元気が出ますよ」と言ってくださった時にはとてもうれしかったです。
この記事を書いた人
株式会社コミュニティセンター社長室長
コミュニティセンター便りの取材に携わって4年、最近は原稿のデザイン制作や動画制作を一手に引き受けている。取材の時は物件を訪れスタッフの生の声を聞き、管理員業務のやりがいや楽しさを伝える無類のワイン好き スタッフとはいつもお酒の話で盛り上がっている。
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