コミュニティセンターのマンション管理人の一員であることを自覚し誠実に業務と向き合っています
コミュニティセンター便り第84号-2022年6月1日発行
更新日:2022年6月1日
第84号では、 神戸エリアのマンションで清掃を中心に代行業務に携わるDさん (76歳) にお話を伺いました。
● 銀行員からマンション管理人の道へ
● マンション管理士の資格も取得
● 常に「コミュニティセンターの一員」であることを意識
● 登録スタッフ全員が「仲間」
Table of Contents
Qこれまでの経歴を教えてください
私はもともと銀行員でした。65 歳で定年退職を迎え「これからどうしようかな」と考えていたときに、偶然、マンション管理士の国家資格試験が実施されるというニュースを見て、マンション管理員という仕事に興味が湧きました。
銀行員とは畑違いの仕事ですが、「何事も経験が大切、チャレンジしてみよう!」と思ったんです。
40 年以上マンションで暮らしてきたので理事長を経験したこともありました。理事長をしていると、居住者から相談や要望を受けることも多く、管理会社の担当者や管理員には大変お世話になりました。
そのような経験もあったので、自分もマンション管理員になることで、誰かの役に立てるのではないか、喜んでもらえるサービスができるのではないか、と思ったんです。
マンション管理士の資格を取得して、70 歳までは大手管理会社の管理員として働きました。
あっという間に70 歳になり、定年を迎えることになりました。でも身体は元気でしたし、健康には自信があったので、70歳を過ぎても、マンション管理員を続けたいと考えていました。
当時働いていた管理会社の担当者に相談したところ、コミュニティセンターを紹介してもらい、2020年5月からコミュニティセンターのマンション管理員として働いています。
Q今はどのようなお仕事をメインにされていますか
神戸のポートアイランドの大規模物件に勤務しています。この物件は特殊でね。6人でチームを組んで清掃の仕事をするんです。
情報交換の場として、定例会も開催されています。ポートアイランドは担当物件が9棟もあるので業務量が多いうえに、ローカルルールもたくさんあるので覚えるまでは大変でした。
一人ではなく、チームを組んで仲間と一緒に働くので、足並みをそろえて協力しながら業務を進めることが大切だと感じています。
今は、副リーダーとしてチームをまとめる役割も担っています。
受託営業課の方から依頼をもらって、予定が空いている日に代行管理員として別の物件に行くこともありますよ。
Qポリシーを教えてください
常に「コミュニティセンターの一員である」ことを自覚して誠実に業務と向き合うことです。
居住者さま、管理会社さまに、喜んでもらい、信頼されるマンション管理員を目指しています。いつもお客さま目線で物事を捉えるよう意識しています。
Q 「Dさんの業務報告書は内容が濃い」と社内でも評判のようですね
そのように言っていただけると嬉しいです。先ほどお話ししたようにポートアイランドの物件は特殊で、私も最初の頃、苦労しました。
情報を書きためておくことで関西支店の方、後任の方の役に立てば良いなと言う思いで、記録を詳細に残すように意識しています。
Qマンション管理員として嬉しかったことは
居住者さまから「いつもきれいにしてくれてありがとう」とお声を掛けてもらってことです。仕事なのできれいにするのは当たり前なんですけど、「ちゃんと見てくれている人がいるんだ!」と思うと、やる気につながります。
Qコミュニティセンターの良いところを教えてください
人と人のつながりがあるところです。巡回指導員の方はもちろんのこと、受託営業課の皆さんもこまめにお仕事の紹介をしてくれるので、関西支店の方と私たち登録スタッフの距離感が近い会社だなと思います。
日々コミュニケーションをきちっと取っているからこそ、困ったときには遠慮なく相談ができる環境になっているのではないでしょうか。
コミュニティセンターは広報物も充実していますよね。毎月送ってくださる事務局連絡は、業務に役立つ情報や注意事項がわかりやすくまとめられているので、大変参考になります。
先日いただいた「清掃のポイント集」で、「ヒール跡の汚れはテニスボールでとれる」というのを見て早速実践しましたよ。本当に汚れが落ちて、「これはすごい!!」と感動しました。
社員の方や、他の登録スタッフさんのインタビューが掲載されるコミュニティセンター便りも、しっかり読ませてもらっています。
他の人がやっていることで「いいな」と思ったことは積極的に自分の業務にも取り入れるようにしています。
Q印象に残っているCC便りはありますか
関西支店のコンシェルジュスタッフの方の回は、「さすがだな」と思うポイントがいくつもありました。居住者さま目線で物事を捉え、親切丁寧に対応する。マンション管理員にも必要なことです。
Q生涯現役でいるために気を付けていることは
健康管理には気を遣っていますね。筋肉をつけることが大切と言われているので、毎日ダンベル体操をしています。若いころは水泳を頑張っていましたし、体を動かすことが好きなんです。あとは、食事ですね。甘党なので、甘いものを食べたくなることが多いのですが、最近体重が増えてきてしまったので、控えるように気を付けています。
Q後進のかたへのアドバイスをお願いします
マンション管理員は「聴く力」が非常に大切です。相手の話によくよく耳を傾けて、何を求めているのか、何を知りたいのか。正確に理解をして、適切な対応を素早く取ることが求められています。曖昧な理解で進めたことが、のちのち大きなトラブルにつながることもありますので、自分の発言や行動に責任を持たなくてはいけません。
私は登録スタッフの皆さん全員を仲間だと思っています。コミュニティセンターの一員であるという誇りをもって、一緒にお仕事していけたら嬉しいです。
… まとめ..コミュニティセンターから一言
コミュニティセンター便り84号では関西スタッフのDさんを取材してきました。
Dさんは、当社の中でも業務量が多いことで有名なポートアイランドの大規模物件で、6人のグループ清掃のお仕事に従事されています。
「登録スタッフ全員が仲間」という嬉しいお話を聞くことが出来ました。
マンション管理人に関するよくある質問FAQ
Q.マンション管理人に必要なスキルは?
「聴く力」です。お客さまが何を求めているのか、相手の話に耳を傾け、気持ちに寄り添うことが大切です。
Q.業務報告書とは?
代行業務を終えたあと、皆さまに提出をお願いしている「日報」のことです。弊社のシステム経由でご提出をしていただいています。 そのご提出いただく報告内容は、当社からご依頼した業務内容に沿って、その日に実施した内容を指定書式に記載していただきます。 また、その書式の「メッセージ・報告」欄を利用して、「質問・相談・要望」など自由に記載していただき、当社のクオリティ向上や問題解決に繋がっています。
この記事を書いた人
株式会社コミュニティセンター社長室長
コミュニティセンター便りの取材に携わって4年、最近は原稿のデザイン制作や動画制作を一手に引き受けている。取材の時は物件を訪れスタッフの生の声を聞き、管理員業務のやりがいや楽しさを伝える無類のワイン好き スタッフとはいつもお酒の話で盛り上がっている。
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