シニアの健康術体操編①-そのストレッチはどこを伸ばしてますか?一点変えて劇的変化
シニアの健康術
多くの方が健康体操の一環としてストレッチ(身体を伸ばす運動)を取り入れられていると思います。
上部写真のようなストレッチは定番中の定番で誰しもやったことがあると思われます。
今回は上記写真ストレッチ動作を一点変えて10倍効果のアドバイスです。
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どこを伸ばしたいの?
日頃縮まりがちな体を伸ばすことは気持ち的にも健康にもいいことです。
でもこの運動、一体どこを伸ばしているのでしょう?
ほとんどの場合、肘と肩関節、すなわち「腕伸ばし」になります。
これでも効果がないわけではありませんが、せっかくならもっと気持ちよくて効果を出したいですよね。
手足を伸ばすよりも体幹を伸ばしたほうが効果が高いことはご存じでしょう。
このストレッチ1点変えれば、手伸ばしから体幹(肩甲骨を含む胴体そのもの)伸ばしに変えられるのです。
今回も1点だけ変えれば効果100倍です。
手足のストレッチから体幹ストレッチに
ではどの1点を変えればよいのでしょう。
上部写真をご覧ください。
左手を右手で抑えて伸ばしていますよね。
この時、右手と左手の接点(赤い矢印)に力が入って圧力がかかっていると思います。
実はこのことで上記写真の女性は肩から先の腕しか伸びていませんよね。
見た目はいかにも体全体を伸ばしている印象ですが、実際は腕しか伸びていません。
ではどの1点を変えればいいのでしょう?
右手と左手の接点(赤い矢印)に力を加えないというのが、今回のコツです。
ここに圧力がかからないように、でも全力で右腕を伸ばしてください。
不思議不思議、あっという間に肩甲骨が動き体幹動作に変わりました。
感覚のわかりにくい方は、ティシュペーパーを丸めて右手と左手の接点(赤い矢印)にはさんでください。
ティシュペーパーがつぶれないように全力で右腕を伸ばします。
このように接触点に力み(圧力)が入らないことで体幹動作が実現しました。
ぜひ、日頃のストレッチに取り入れてください。
番外:スポーツにこの秘訣をとりいれたい方のために
スポーツなどに、この「接触点に力み(圧力)を入れない動作」をとりしれたい方のため参考までに記します。
野球・ゴルフ・テニス・ゲートボールなど道具を使うスポーツは道具をぎゅっと握ってはいけません。
ぎゅっと握れば体幹動作ができなくなります。
いかに道具との接点に圧かかからないように動作するかがカギです。
よくある質問FAQ
Q:この運動は大変ですか?
A:今までのストレッチや体操をほんの1点変えるだけですので誰でもいつでも簡単に行えます。
Q:効果はどのくらいありますか?
A:わずか1点変えていただくだけで効果は100倍です。一度実践してみてください。
Q:今までのよくあるストレッチの効果は?
A:今までのストレッチでも効果はありますが現代人の癖のようなものが影響し末端運動になりがちです。これを1点変えて本格的な体幹運動にします。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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