シニアの健康術:〇〇を整えれば、体健やか・心の穏やか人生が劇的に変わる
健康を阻害する根本と心の安定の根本は共通です。
その答えは「呼吸」です?
呼吸が人生を良くも悪くも支配しています。
多くの方が、スポーツをされてもされなくてもい大切なことは認識されているでしょう。
しかし呼吸を深く追求された方は少ないかもしれません。
スタンフォード大学の研究でも呼吸を変えただけで、スポーツ選手のケガが劇的に減少したことが報告されています。
今回は正しい呼吸と、人生と呼吸の関わりについてです。
このコラムはマンション管理人や清掃員をはじめどんな職業でも定年なき仕事を実現するための健康サポートです。
もちろん正しい運動の本質は年齢に関係ありません。
Table of Contents
「胸式呼吸」「腹式呼吸」の中身と呼吸の本質
よく「胸式呼吸」「腹式呼吸」と言われます。
単純には、口から息を吸うと「胸式呼吸」になり、鼻から息を吸うと「腹式呼吸」になります。
「胸式呼吸」は走った後など空気が足らない時の緊急時の呼吸で「腹式呼吸」に加えて、あばら骨の肋間筋(ろっかんきん)を使用してのです。
「腹式呼吸」は通常時の穏やか、かつダイナミックな呼吸で肋間筋は使用しません。
本来、日常では「腹式呼吸」のみで呼吸します。
「腹式呼吸」は横隔膜で行う呼吸で、横隔膜が上下動をし気圧の変化で呼吸しています。
その為、お腹の膨らむ、へこむの変化はありますが、胸の変化(特に前後動)はありません。
胸に変化があるとすれば、「胸式呼吸(口呼吸)」が混じっています。
胸に変化があると姿勢が崩れます。
緊急時は姿勢の崩れを許容して「腹式呼吸」+「腹式呼吸」をします。
これを日常にしてしまうんことが問題です。
日常、姿勢を崩しながら生活していることになるからです。
その為、日常は口を開けてはいけません。閉じているつもりでも、うっすら開けているので、しっかり唇を閉じましょう。
その際、歯をかみしめないように注意して下さい。
正しい呼吸が心身の健やかさにつながる
姿勢が崩れれば、肩こりや腰痛などの問題が生じるのは自明ですが、実は心にも影響します。
胸は感情を表します。
心と体は互いに影響します。
胸が動けば感情が動きやすくなり、感情が動けば胸が動きます。
その為「胸式呼吸」を日常していると感情が動きやすくなってしまいます。
感情が高ぶりやすいので、不安定(怒り。落ち込みなど)になりやすくなります。
素敵な絵画や音楽に触れている場合は感動が広がりますが、日常では、特に人間関係ではおすすめできません。
姿勢を崩さず健康のためにも、穏やかな心を保つためにも口を閉じて「腹式呼吸」を心がけましょう。
日常口が開いている人が多いのですが、本人はおそらく気づいていません。
・唇をきれいに閉じる。
・歯は食いしばらない。
を大切にしてください。
幾を吐くときは口でもかまいません。
ちなみに、日常マスクをしていると口呼吸が日常化しやすいので注意しましょう。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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