シニアの楽しいわくわく健康法-運動で関節を伸ばすと痛める
年齢とともに関節が痛くなるのは何故でしょうか?
ズバリ関節が衰えたのではなく関節を日頃の動作で伸ばしてしまっているのです。
ましてや、健康を促すための体操で関節を伸ばしてしまえば深刻です。
今回もお付き合いください。多くの方が柔軟体操、ストレッチをされていますが、伸ばすことはいい事なのですが関節を伸ばしてはいけません。
関節は伸び縮み箇所ではありません。
このコラムはマンション管理人や清掃員をはじめどんな職業でも定年なき仕事を実現するための健康サポートです。
もちろん正しい運動に年齢に関係ありません。
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関節部分は伸ばしてはいけない
関節は大きな可動域です。
体からすれば外れやすい部位ですから守りたいわけです。
そこで関節部は伸縮性の少なく強靭な靭帯でつながれています。
主に伸びちじみするのは筋肉で靭帯ではありません。
現代人はレントゲンや骨の図を見る機会が多く関節意識が強いため、動作も関節意識、ストレッチも関節伸ばしになりがちです。
開脚などのストレッチで「股関節」が固いと考えがちですが、関節はむしろ縮めて太ももの真ん中を伸ばすべきです。
股関節と膝の靭帯を固定しももの内側中央部を伸ばせば開脚ストレッチになります。
関節は固定し骨を伸ばすイメージで
ストレッチは靭帯ではなく筋肉を伸ばすことですから、靭帯の集まっている関節部は伸ばしてはいけません。
大概のストレッチが失敗する理由はこれです。
骨を伸ばすつもりでストレッチしましょう。
肩、肘、股関節、膝、足首は特に靭帯が強い場所ですので伸ばせば反動でかえって固まってしまいますので注意が必要です。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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