シニアの健康法-歩行編-膝を決めるとは?膝が抜けていると膝がぐらぐらします
このコラムはマンション管理人や清掃員をはじめどんな職業でも定年なき仕事を実現するための健康サポートです。
もちろん正しい運動の本質は年齢に関係ありません。
膝を痛めることと、股関節が固まる痛めることは同じことです。
膝が抜けていると膝がぐらぐらします。
単純にいえば、膝が歩行時、曲がりやすいので、膝主体歩行になっていることです。
今回もお付き合いください。
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膝が抜けるとは?
「膝が抜ける」とは、足首・膝・股関節の中で、膝が最も動きやすい状態をいいます。
膝が最も動きやすい(良くない)ので、歩く時、立ち上がる時など、一番動きやすい膝が一番動いてしまいます。
当然、膝が主体になれば大腿四頭筋(太ももの前側)が中心に動作をつかさどるようになり、足首・股関節はほとんど動かず固まります。
股関節の代わりに腰部が折れるようになり腰痛にもなります。
本来は膝がぴしっと決まり安定しなければなりません。
膝が決まれば、膝より股関節が動きやすくなり股関節主体の歩行動作になります。
股関節よりも膝が抜けてメインで動いてしまうことが問題です。
膝がメインになることで歩行時の捻じれが、「捻じれない膝」に来るので膝を痛めます。
逆に捻じれる股関節が、膝がねじれることで捻じれなくなってしまい固まって痛めてしまいます。
適材適所が出来ていない状態です。
膝が抜けずに決まるためには?
では膝が抜けないためにはどうすればよいでしょう?
答えは簡単で実現には練習が必要でしょう。
実は足裏のありように答えがあります。
結論的には足裏のアーチが崩れていることが原因です。
足裏の縦横のアーチがあれば膝は抜けません。
勝手に股関節主体の歩行になります。
実はいかなる体操・ストレッチも足裏が決まらなければ効果が期待できません。
すべてに先駆けてすべきは足裏のアーチです。
そのためには足指も大切です。
本来は
①足指が一本一本離れている
②足指が正しく地面に向いている。爪が上を向いてきれい
③足指が一本一本を意識的に動かせる
④足指は見えている先端ではなく足首まである自覚
が前提になります。
そのうえでアーチです。
地球が丸いイメージをして立ってください。
足裏で丸い地球を包むイメージです。
縦だけでなく横もです。
感覚が出来てくれば全方位で地球を包んでください。
この意識で生活していただければ劇的に変わるでしょう。
特に大切なのは「足指の付け根」です。
次回以降でこの解説をします。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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