シニアの楽しいわくわく健康法-動作あるある編④-「よいしょ」はいつに言う?(ぎっくり腰を防ぐ決定的な問題)
シニアの楽しいわくわく健康法
健康長寿をサポートする(株)コミュニティーセンターから「本気の健康サポートを」!と依頼されています。
今回も本気で行かせていただきます。
でもテーマは【「よいしょ」はいつ?に言う】とちょっと力のぬけた感じですが実は奥が深いです。
腰痛(ぎっくり腰)・肩こりの決定的な問題です。
「よいしょ」というタイミングを変えるだけで決定的な改善です。
このコラムはマンション管理人をはじめ定年なき仕事を実現するための健康サポートです。
今回もお付き合いください。
本コラムは楽しく、効果ある体操や日常動作をわかりやすく書いています。
ぜひ一度お試しください。
Table of Contents
まさに「よいしょ」はいつ?に言う
人によって気合の入れ方は色々あります。
・物を持つとき「よいしょ」
・立つ座る「よっコラショ」
・みんなで持つとき「せーの」「1,2の3」
・綱引き?「オーエス」
・ボクシング「シュッシュッ」
・空手「セイ」
「オリャ」「ソリャ」も無数にあると思います。
さて言葉が問題ではありません。
あえて言えば濁音は避けたいですが、それほどの差はありません。
決定的な差は、「いつ言うか?」です。
立つときを例に考察してみましょう。
①何にもつかまらず椅子から立ち上がる時
②目の前のテーブルに手をついて立ち上がる時
さて皆さんが仮に「よっコラショ」と言って立つときいつ「よっコラショ」と言いますか。
おそらく多くの方が
①の場合「よっコラショ」の「よっ」で尻が浮き始める
②の場合「よっコラショ」の「よっ」でテーブルに手をつき体重をかける
ではないでしょうか?
実はこれが腰痛の大きな原因の一つです。
「よっコラショ」の「よっ」で人は固まります。
一番力が必要な時にわざわざ固まっているのです。
また「よっコラショ」は立ち上がるための意志表示ですが、立ち上がりはじめてから気合が入っても遅いのです。
100m競争で走り始めてから気合を入れているようですね。
これから何をどのくらいの力で行うかを意識は知っていても体は知りません。
体からすれば突然動作が始まってから、力の強度が気合によって伝えられますから大変です。
物を持つときも持ち上げる瞬間に「よいしょ」といえばぎっくり腰予備軍です。
意識(上司)体(部下)だとすれば、何げなく業務が始まってから突然、上司から全力でやれというようなものです。
だったら最初から言ってくれ!ですよね。
動作が始まってから「よいしょ」(気合)では遅いのです。
「よいしょ」を言ってから動作開始する
答えは簡単です。
「よっコラショ」と言い終わってから立ち上がりましょう。
「よいしょ」と言い終わってから物を持つ動作を始めましょう。
初動が大切です。
これから何をどのくらいの力で行うのかを「よいしょ」などの気合で体に伝えてから動き出しましょう。
通常はあまり気にしなくてよいですが、「立つ座る」や「重いものを持つ」などの時は特に注意しましょう。
ギックリ腰はその後が悲惨です。
・「よっコラショ」と言ってから立つ座る動作を始める
・「よいしょ」と言ってから物を持つ動作を始める
です。
簡単なようで、かなり「よいしょ」と言いながら動作する癖が邪魔しますので頑張ってクリアしてください。
結構、「そんなバカな・・」と今までの運動に対する固定観念も邪魔してきますので注意が必要です。
効果は思われるよりも絶大です。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
コミュニティセンターでは
シニアの方にピッタリの
お仕事を紹介しています
マンション管理員やコンシェルジュなど、シニアの方にピッタリのお仕事がたくさんあります。
どのような内容でもご相談ください。丁寧にお答えいたします。
未経験の方も大歓迎です!
まずはお気軽にご相談ください。