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企業レポート

巡回指導員:代行員の皆さんのサポーターとして現場の助けになりたい

コミュニティセンター便り第38号-2018年7月1日発行

当社の巡回指導員を務める河本 博さん(70歳)を紹介いたします。

Q 巡回指導員になったいきさつをお聞かせください

以前、管理会社に勤めていて、研修の仕事を担当していました。自社スタッフの研修だけでなく、公開研修の形で同業他社のかたも対象としていました。たまたま私が講師を担当した研修に、コミュニティセンターの菅社長も出席されていました。それでコミュニティセンターのことを知りました。
65歳で定年退職した後、1、2カ月ぶらぶらしていたのですが、やはり働いた方がいいと思うようになりました。好きな時に働いて、好きな時に遊べるという、軽い気持ちでしたが、コミュニティセンターの代行員に登録させてもらったんです。

3カ月ほど、いろんな物件を代行していましたら、品質管理部長の中澤さんが来られました。巡回指導員のかたがおやめになるということで、その後任として、ぜひ巡回指導員をやってほしいというお話でした。二つ返事でお受けしたわけではありませんが、熱心に声を掛けていただきまして、私にできることでしたらと、巡回指導員の仕事に就きました。

Q 巡回指導員の仕事の内容は?

いくつか種類があります。管理会社から管理を委託されている固定物件の場合、できるだけ小まめにコミュニティセンター側で巡回指導しなければならなりません。派遣業法の関係で、管理会社側のフロントが直接指示・命令ができないようになっていますので、それが一番基本的な巡回指導員のミッションとなっています。 コミュニティセンターのスタッフ(マンション管理代行員)として毎週5、6人の人たちが新しく入ってきて研修を受けています。マンション管理の仕事が初めてのかたにとって、初業務の時はものすごく不安がありますよね。それで必ず立ち会うようにしています。巡回指導員の仕事は、最初の基本動作をしっかりしていただくための手助けですね。初めから仕事の現場に放り出すのではなく、付きっ切りで指導します。新人のかたの育成というのが二つ目のミッションです。
もう一つ、トラブル処理があります。クレームやトラブルが発生した場合は、すぐに駆け付けて対応します。
現場への訪問件数は平均すると一日 3件程度です。午前中1件、午後 2件です。もちろん、多い時もあれば、少ない時もあります。固定物件の担当は 20カ所ほど、私が巡回指導を担当している代行員のかたは 100人くらいです。

Q 印象に残っているエピソードを

代行依頼を頂いた管理会社の管理員さんからクレームがあって対応した時のことです。ひたすら頭を下げてお詫びし、なんとか許してもらいました。そのあと少し時間があったので、その管理員さんの苦労話をお聞きしました。「今日は話を聞いてくれてありがとうございます。なんかスッキリしました。また、来てください」と言われました。
管理員の現場には、少し孤独感をもっているかたも多く、自分の仕事を人に分かってもらいたいと思っているかたがいるということに気付く体験となりました。巡回指導員の役割の一つとして、スタッフの気持ちの理解と共感があるのだと思います。

本社と現場の接点として、パイプ役、 つなぎ役になりたい

Q 巡回指導員として心掛けていることは?

「巡回指導員」というと、指導しないといけないという上から目線的なニュアンスがありますが、私は日頃から、基本スタンスとして、指導員ぶらない、「私はサポーターである」という感覚でやっています。誰が主役かというと、それは代行員の皆さんなんです。現場が一番優先されるべきだと私は思っていますし、「代行員の皆さんをサポートさせていただく」という考えで仕事をしています。
どんな物件でも大なり小なり問題を抱えています。問題を解決するのが管理員の仕事です。代行員の皆さんと一緒に問題を解決するようにしています。例えば、ごみ出しのマナーが良くないという場合も、工夫すれば良くなる方法がありますので、代行員の皆さんと一緒に知恵を絞ります。掲示物を作ったり、どうすることが一番いいのか、どうしたら居住者さんがルールを守ってくれるか、といったことを話し合うわけです。 私が足しげく通うと喜ばれるんですよ。「来てくれてうれしい」と。相談したいことが山ほどあるんですね。掃除してもきれいにならないとか、アドバイスを求められることも結構多いですね。 私は代行員から入っていますので、代行員の皆さんの気持ちもよく分かりますし、どういう面で苦労するのかということも、自分の経験から分かっているつもりです。そういう意味では、現場の代行員の皆さんから仲間のように見られているのではないでしょうか。

Q 仕事以外ではどんなことを?

大学の公開講座で世界の民俗音楽を学んでいます。ある大学の公開講座では、「日本人の魂の故郷をたどっていく」というテーマで勉強しました。熊野古道がとても良かったですね。去年は恐山に行きました。出羽三山、月山など、聖地(パワースポット)巡りが好きです。青森の三内丸山の縄文遺跡にも行きました。ああいうスケールのものが大好きなんですよ。建築物も大好きです。家内と一緒にあちこち見て回るのが楽しみの一つです。
仕事は仕事、いろいろあっても割り切って、引きずらないようにしています。まだまだいっぱい行かなければならない所があるんですよ。まだ死ねません(笑い)。

Q 今後の抱負を

ちょうど今が新しいスタートラインです。巡回指導の体制が変わりまして、自分の家がオフィスのような立場で、自宅を起点として担当のエリアに赴くようになりました。より現場に近づいたということです。巡回効率も良くなります。本社と現場の接点として、パイプ役、つなぎ役になりたいと考えています。いかに現場の情報を本社に伝えるか。より代行員の皆さんの側に立って仕事をしたいと思っています。

Q 代行員の皆さんへひと言お願いします

「コミュニティセンター便り」を見てもいい人が多いですね。現場で働いている人は輝いています。80歳近い人たちも前向きに仕事に取り組んでいます。代行員の皆さんから学ぶことが多いですし、元気をもらっています。 代行員の皆さんには「遠慮なく声を掛けてください。いつでも連絡してください」と言っています。24時間、365日という思いで、いつでも対応できる巡回指導員でありたいと思っています。

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