備えあれば憂い無し。体力測定と研修で、自己再発見！

コミュニティセンター便り-2017年8月1日発行

第25号では、4月 5日の第 1回を皮切りに 4回にわたって実施されている「体力測定と現任管理員研修」に参加された、 4人の登録スタッフのかたに集まっていただきお話を伺いました。体力測定に用いた内容は文部科学省から出されている 65歳以上を対象とした新体力テスト実施要項および測定項目を基準としました。（登録スタッフの平均年齢は 72歳）

Q体力測定と現任管理員研修に参加するに当たってどのように思われましたか？（敬称略）

Iさん：正直言うと、私は欠席するつもりだったんですよ（笑）。自分の体力は調べていただかなくても分かっているからと……。

Sさん：私はこのような研修をする時期になったのかなと思いました。というのは、世間でも高齢者の事故が多くなっていますね。そういう意味で、体力の測定も取り入れられたのかなと思いましたね。私自身は良い機会だなと考えて、せっかくだから参加してみようと思いました。

Nさん：私も同じように考えていました。年も年ですからね。あちらに行ってしまう前に顔を出しておこうと思って参加しました（笑）。

Yさん：私は（コミュニティセンターで仕事をするようになって）6年目に入ったのですが、参加しようと思ったのにはいくつかの理由があります。一つは、コミュニティセンターさんの事務所が移転しましたのでね、新しい所を見ておきたいということ。二つ目は、普段電話で声は聞いていますが、受託サービス部の皆さんに直接お会いしたいなと思ったことです。お互いに顔を知っていることも大事なことだと思います。三つ目は、われわれ高齢者を雇用してくれていることにとても感謝しておりますので、これからも頑張ろうと、お礼かたがた参加させてもらったということですね。

Iさん：そうですね。今まで受託部の皆さんと電話だけのやり取りでしたが、今回直接お会いできてコミュニケーションを持つことができ、お互いにイメージの確認ができて、参加してよかったなと思います。

菅社長：健康状態をチェックして、けがや事故の防止につなげなければいけないことと、ご自身の状態を知って健康管理に役立てていただくことが今回の目的でした。実は、体力測定をするということに対して皆さんに警戒されるんじゃないかと心配だったんですね。実施してみると、皆さんの測定の結果はとてもいいんですね。スタッフの方が平均点が低いくらいでした（笑）。

Yさん：確かに不安はありましたね。測定の結果によっては仕事がなくなるんじゃないかと（笑）。おかげさまで、結果は百点でしたので自信が付きましたし、安心しました。これで仕事を頂けると（笑）。先日は自動車学校でテストを受けて免許の更新もできました。

菅社長：鶏が先か、卵が先か、ではありませんが、お仕事を続けてくださっているから健康なのでしょうし、健康だからお仕事を続けられるんだなと、良い意味での因果関係ですよね。今回、研修を実施してみてそのことを感じています。

Sさん：仕事を続けるためには健康を保たなければなりませんので、朝は毎日ラジオ体操と軽いストレッチをやっています。それも仕事を続けたいから心掛けているんですよね。

Yさん：外に出る機会があるということはいいことですね。家にいると外に出かける機会もなかなかないんです。さらに仕事に出るということになれば、緊張感がありますね。遅刻してはいけませんし、勤務に当たってのさまざまな事前チェックもやらないといけません。外に出ることは喜びもあり、楽しみもあります。

Sさん：緊張感があるから健康にもいいんじゃないかな。

体力測定と現任管理員研修
（1）体力測定
①握力測定 ②体前屈測定 ③片足立ち測定 ④障害物歩行測定⑤階段昇降測定⑥脚立昇降・管球交換判定
（2）現任研修会
・「個人情報およびプライバシー保護」に関するケーススタディー
・作業上の安全に関するケーススタディー
・コミュニティセンターの「新清掃スタイル」と最新清掃関連情報について
（3）講話
「健康長寿と QOL」星旦二先生（2回目以降は収録映像をクイズ形式で視聴）