腰痛は「腰を低く?」すればスグ解決します:シニアの楽しいわくわく健康法-歩く座る
肩こり・腰痛大国の日本。
肩こり・腰痛は年齢の問題だけではありません。
現代では小学生までが腰痛を訴えているのです。
スポーツをしている子供ほど腰痛に悩まされているのです。
結論から言えばそのほとんどが動作の間違いが原因です。
もっと言えば「腰」ってどこ?という認知の問題なのです。
ちょっとした認知のズレが問題を引き起こします。
どんな機械でもネジ位置がわずかでもずれれば壊れますよね。
でも今回はわずかなズレではなく、かなり大きな腰の位置の認知のズレです。
では今回は多くの方が悩む「腰痛」の原因と解決法です。
体操や整体ではなく、ただただ腰の認知のズレを自覚修正するだけで解決です。
このコラムはマンション管理人や清掃員をはじめどんな職業でも定年なき仕事を実現するための健康サポートです。
もちろん正しい運動に年齢に関係ありません。
今回もお付き合いください。
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腰痛の原因は腰が高いから
謙虚な姿勢を持つ人の事を「腰が低い」と表現します。
身体的には相撲などで「あの力士は腰が低く安定している」などの表現をします。
今回は腰痛の話ですから身体的な「腰が低い」を解説します。
「腰が低い」の逆を言えば「腰が高い=腰高」になりますが具体的にはどういうことでしょう。
普通に考えると、膝を曲げて腰を低くすることと思わるかもしれません。
実際やってみるとわかるのですが、膝を曲げて腰を落としても強くはなりません。
皆さんは「腰」と言われてどこの部分と思われていますか?
大概の方は、骨盤(ないしは仙骨)の上の部分と背骨(腰椎)の境目と感じているでしょう。
実はこの認知が「腰が高い」のです。
「腰が高い」の間違いはどこを「腰」と思っているかの認知の間違いです。
この位置では腰が高すぎるのです。
本来の腰=かなめ=動きの中心の位置を間違って感覚しています。
そのため、
・強くない腰椎に負荷をかけ腰痛を引き起こす
・歩行時、股関節が使えず膝歩きになる
・座る時、座骨で座れず、尾骨・仙骨に負荷がかかる
・運動時、骨盤が使えず反り腰になる
が頻発します。
要は今腰と思われている部分に負荷がかかり腰痛を引き起こすということです。
副産物として股関節が固まり、膝を痛めます。
現在ほとんどの日本人の抱えている問題です。
ご年配の方が背中を丸め前のめりになり、足先でしか歩行できずにいる方がおおく見受けられます。
足が衰えているのではありません。
腰の認知が間違っているため(腰高)に股関節が固まってしまっているのです。
では解決編です。
どこが本来の腰の位置?
本来の腰の位置は仙骨の下、尾骨の位置です。
尾骨まで背骨ですから、尾骨まで胴体=体幹です。
尾骨の位置に股関節があります。
ここが本来の腰の位置です。
随分と腰が低いでしょう。
ここが動きの中心です。
歩く・座る・挨拶の礼など、すべての動作の中心です。
相撲の「四股」などはこの感覚を養うために行います。
認知の問題ですから認知すればよいのです。
・事あるごとに「尾骨」に触れてみましょう。
・「尾骨」によろしくと声をかけてあげてもよいでしょう。
・運動をするときに「尾骨」を意識してください。
だんだんと次に股関節が見えてきます。
「尾骨」「右股関節」「左股関節」の3点が感じられるようになれば完璧です。
この3点が要、まさに腰です。
「仙骨」君「尾骨」君も背骨の仲間に入れてください。
▲尾骨+股関節できれいに前屈している
ちなみに最近は「胸」あたりに気持ちがある人がおおく見受けられます。
気持ちが「胸」の高さにあると、すぐ表情や言葉に出てしまいます。
気持ちも「腰低く」すなわち下腹まで低く落としたいですね。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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