シニアの楽しいわくわく健康体操編③-いつものラジオ体操をちょっとしたこつでグレードアップ
シニアの楽しいわくわく健康体操編
誰もが一度はラジオ体操をやったことがありますよね。
今も頑張ってやっておられる方もいるでしょう。
NHKの体操番組も基本ラジオ体操がベースになっています。
また日本人が行うストレッチや柔軟体操もラジオ体操がベースになっていることが多いです。
ですからラジオ体操をグレードアップできれば、様々な体操のグレードアップにつながります。
今回はラジオ体操の動作を1点最適化するだけで劇的に変化するポイントです。
Table of Contents
関節を曲げてから伸ばすor曲げながら伸ばす?
日常動作にもかかわることですが「関節」の取り扱いです。
晩年どころか若いうちから関節痛(主に肩腰膝)を患っている方が多いと見受けます。
関節の取り扱いを間違っているのかもしれません。
皆さんは体操で腕を上げて伸ばすとき
①腕をあげながら関節を伸ばす
②腕をあげてから関節を伸ばす
のどちらでしょうか?
・
・
どっち?
・
・
実はどちらも・・・不正解です。
動作を始めてから関節を伸ばしてはいけません。
この「ながら伸ばし動作」が関節を痛める原因となります。
スポーツいえばパフォーマンス不足ですね。
これでは本来の腕の力が発揮できずに痛めやすいです。
関節を伸ばしてから動作(屈折)をする
答えは、先に関節を伸ばすです。
腕をあげる前(何かをする前に)に関節を伸ばします。
腕の場合は肘と指です。
ここの力が抜けた状態で手を動かすと肩に負担がかかります。
肘と指が軽く伸びていると手は胴体に繋がります。
最初から肘と指を伸ばした状態をつくり、その状態を崩さないように体操します。
のばすのは軽くが最高です。
今回はこの1点です。
1点と侮るなかれ、劇的な質の向上をもたらしてくれます。
ちなみに足は足首と股関節です。
くれぐれも膝を伸ばさないようにご注意ください。
膝は股関節が伸びれば勝手に伸びます。
膝意識が強い人ほど膝痛になりやすいのでご注意を。
下記写真は柔軟のプロ?新体操の選手です。
ぜひ自分とは関係ないと思わずに見てください。
動作の前にすでに腕(肘・指)が伸びていることが確認できるでしょう、参考までに。
人も伸ばしてから動かす
余談ですが、人の教育も動かして伸ばすのではなく、伸ばしてから動かす方が効果的です。
プラス的にいえば
・気持ちが前向き、やる気がある、業務に自信が持てる、
逆でいえば
・不安を払しょくする、気持ちを整理(コツあり)する
を先行してあげてから指示をします。
青少年教育で言えば子供を日頃伸びるように接してあげてから学習や運動などに取り組ませてあげる、です。
子供が伸びる接し方は、単なるほめ育てでは不十分ですので、また別の機会に解説いたします。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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