親子でコミュニティセンタースタッフに!お互いの頑張る姿が励みになる

コミュニティセンター便り第125号-2025年11月1日発行
更新日:2025年11月1日
今月は、京都府にお住まいで、親子で、コミュニティセンターでお仕事をされているHさん・Tさんにお話を伺いました。お二人は義父とお嫁さんというご関係です。。
Table of Contents
Q.お二人のこれまでのご経歴を教えてください
Hさん:コミュニティセンターに登録して、もう11年になります。もともとは会社勤めをしており、60歳で定年を迎えました。その後、62歳のときに人の紹介で「マンション管理員」という仕事に出会いました。大阪ガスグループの会社で6~7年ほど管理員を務め、理事会にも出席していました。70歳のときに二度目の定年を迎えた際、当時の会社からコミュニティセンターを紹介され、今に至ります。
Tさん:コミュニティセンターに登録して9か月になります。新卒でオーラルケア関連の企業で商品企画をしていましたが、結婚を機に退職しました。その後はPTA活動などにも積極的に関わり、子どもが高校生になったのをきっかけに復職し、コールセンター業務などを経験しました。
コミュニティセンターの研修を受けた際、管理業務は少し難しそうだと感じたので、主に清掃業務を担当しています。清掃員も住民の方々と顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションがとても大事な仕事です。コールセンター時代に「顔の見えない相手の気持ちを察して話を進める」というスキルを磨いてきたので、その経験が今に生かせていると思います。

Q.Tさんが当社にご登録いただいたきっかけは
Tさん:主人の仕事の都合で横浜から京都に戻り、義父たちと同居することになりました。そろそろ働こうかなと考えていたときに、コミュニティセンターで生き生きと仕事をする義父(弘幸さん)の姿を見て、「素敵だな」と思ったのがきっかけです。
コミュニティセンターは、働きたい日を自分で選べるのが魅力です。お仕事をお受けする前に、受託営業課の方が物件の規模や業務内容を丁寧に説明してくださるので安心できます。趣味の時間もしっかり取りたい私にとって、自分のペースで働ける自由さがとても合っていると感じました。
マンション管理員はどちらかというとシニアの方のお仕事というイメージがありましたが、長い目で見たときに、長く続けられる仕事という点にも惹かれました
Q.実際にお仕事をしてみて、感じたことはありますか?
Hさん:もともと細かいところが気になる性格なので、清掃の仕事も自分に合っていると思います。隅々までチェックするのが得意なのかも知れません。汗をかくことも苦にならないので、気持ちよく働けています。
今は同じマンションで1年ほどお世話になっていますが、代行のときにはいろいろな場所へ行かせてもらえるのも楽しいです。街を歩くのが好きなので、そういう意味でもこの仕事は自分に合っているなと感じます。
Tさん:もともとはデスクワークが好きなタイプで、体を動かす仕事は正直あまり得意ではないと思っていました。でも、自分の苦手分野にあえて挑戦してみようと思い、清掃業務にチャレンジしました。
やってみると、思った以上に「没頭できる」仕事でした。清掃をしていて「ここをもう少しきれいにしたい」と気づくことも多く、きれいになったときの爽快感がたまりません。
猛暑の日など、体力的に大変な日もありますが、黙々と集中してできるのが性に合っています。
Q.お互いの仕事姿を見たことはありますか
Tさん:はい。以前、偶然にも通りを1本挟んだ向かいのマンションで、私が「清掃員」、義父が「管理員」として同じ時間帯に仕事していたことがありました。外で掃き掃除をしていたら、義父が向かいのマンションでゴミコンテナを掃除していて、まさか仕事中に顔を合わせるとは思わず、びっくりしました。
自宅で見ているときののんびりした姿とは違い、現場ではきびきびと動いていて、驚きましたね。
仕事とプライベートの姿を切り替えていることを知り、改めて尊敬しました。業務先での“再会”は、とても印象に残っています。
Q.親子で同じ仕事をすることで得られるメリットはありますか
Hさん:お互いに責任感をもって仕事に取り組んでいるので、家に帰ってきたときの輝子の姿を見ると「今日も頑張ってきたんだな」と感じます。そんな様子を見ていると、自分も負けていられないなという気持ちにもなりますし、気持ちの面で支え合えていると思います。
Tさん:清掃で分からないことがあると、義父に質問できるので助かっています。蜘蛛の巣の取り方など、ちょっとしたことを教えてもらえる。「こう思うけど、どう思う?」と言った意見交換もできる。家族の中に、なんでも質問できる相手がいることは有難いことです。
弘幸さん:スマホで写真をとってメールを送るなど、ちょっとしたスマホの使い方を輝子から教えてもらえるのは助かります。スマホ歴は5年くらいなのだけど、わからないことはまだまだありますからね。
Q.仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください
Hさん:居住者の方から「いつもありがとうございます」や「きれいにしてくれて助かります」と声をかけてもらえると、本当に嬉しいですね。ちょっとした会話が生まれることで、仕事の励みにもなります。お褒めの言葉をいただくと、「頑張ってよかったな」と思います。
Tさん:最初のころは挨拶をしても軽く会釈するだけだった方が、だんだんと私の顔を覚えてくださって、笑顔で「おはようございます」と返してくださるようになり、居住者さまとの関係性ができてきました。常勤の清掃員の方から「また来てほしい」と言っていただけると、本当に励みになります。
Q.今後の目標は
Hさん:親子で5年後のプレミアムアワードに出席してみたいです。
そのためにも、これからも健康に気をつけて、二人で元気に仕事を続けていきたいですね。
Tさん:ぜひ実現させたいです。そのためにも、義父には元気で長生きしてもらわないといけませんね。
私もこれからも一つひとつのお仕事を大切に、頑張っていきたいです。
Q.後進の方へのメッセージ
Hさん:定年後の時間を持て余している方がいたら、ぜひチャレンジしてみてほしいです。
この仕事は自分で仕事をする日を選べるので、ライフスタイルに合わせて無理なく続けられます。
紹介したのはまだ輝子だけですが、これからは友人にも広げていけたらと思っています。
Tさん:コミュニティセンターには研修や指導員のサポートがあり、未経験でも安心してお仕事できます。
趣味との両立もできますし、収入を得ながら社会貢献もできるお仕事だと思います。ぜひチャレンジしてみてください。

この記事を書いた人
株式会社コミュニティセンター社長室長
コミュニティセンター便りの取材に携わって4年、最近は原稿のデザイン制作や動画制作を一手に引き受けている。取材の時は物件を訪れスタッフの生の声を聞き、管理員業務のやりがいや楽しさを伝える無類のワイン好き スタッフとはいつもお酒の話で盛り上がっている。
コミュニティセンターでは
シニアの方にピッタリの
お仕事を紹介しています
マンション管理員やコンシェルジュなど、シニアの方にピッタリのお仕事がたくさんあります。
どのような内容でもご相談ください。丁寧にお答えいたします。
未経験の方も大歓迎です!
まずはお気軽にご相談ください。























