シニアの楽しいわくわく健康法-動作あるある編③-ちょっとした食べ方のコツで健康倍化?
シニアの健康術(マンション管理人のための健康長寿の秘訣)
マンション管理には、管理、掃除、メンテナンスなど結構な肉体労働です。
持続のためにも健康は欠かせません。
特にマンションによっては人間関係も大変でしょうから精神的な面でも大変です。
かくゆう私(著者)はマンション理事長を20年近く(現在進行形)やっています。
現在(2022/3)、大規模修繕中ですので騒音がすごくうるさいです・・・。
ちなみに精神的プレッシャーで体調を崩しますが一つに理由は体の前側を緊張させるからです。
胸・お腹を常に縮めてしまうため内臓(心臓・肺・胃・腸など)に負担をかけます。
鳩尾あたりを常に緊張させれば胃の収縮するスペースがなくなりますから大変です。
心も体も緩やかにして健康長寿を実現したいものです。
今回は食べ方です。
口の使い方といってもいいかもしれません。
歩く・座る・寝るの基本動作と同じで「食べる」は非常に重要です。
特別なことをするよりも日常動作を改善するほうが大切です。
食ベものはどこから食べているのか?
もちろん口から食べていることには違いはありません。
人によってどのように口を使っているかに違いがあることをご存じでしょうか?
30回噛みましょうという話ではありませんよ。
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舌はけっこう大きく長い
舌は喉元(のどもと)からついています。
結構思ったより大きいです。
一回、下全体を感じてみてください。
結構のどの奥までありませんか?
よく喉越しという言葉を使いますが、喉の奥まで舌があるために喉の奥まで味を感じることができるわけです。
貴方は、通常の食事や水で喉越しを感じていますか?
ビールなどの炭酸刺激の強い者は感じても、通常感じている人は少ないかもしれません。
それは日頃舌全体を使っていないためです。
特に喉側の奥を使わないために味覚感覚が鈍くなっています。
実はこれが問題です。
舌の前半分でしか味わっていないことになってしまいます。
味覚半分のため味わい深くなく、結果濃い味を求めます。
また、本来喉越しがほしいので、強い刺激の飲料水などを好んでしまいます。
健康には天敵ですね!
舌全体が使われれば、よく噛んで食べるようになります。
よく噛んで食べるように回数など数える必要はありません。
口の前側でのみ食べているためにすぐに飲み込んでしまうのです。
舌の運動(感染対策にもなる)をしよう
実は柔軟体操で、最も最初にすべきは「足指」と「舌」と考えています。
舌の固さが体の固さに通じています。
誤飲・発音の不明瞭・顔の印象に大きくかかわります。
舌の固い人は口の中で舌が下顎に落ちています。
柔らかく稼働していれば上顎にくっついています。
舌が上顎にくっついていれば、菌やウイルスの防波堤になります。
毎日舌の運動をしましょう。
・舌回し
口は閉じたまま頬をなめるように歯の前でできるだけ大きく回します。
回数を決めずに左回し30秒、右回し30秒の計1分です。
最低目標は計70回、下や顎が疲れていなければOKです。
1分持たない人は無理せず徐々におこなってください。
顎が痛くなる人は相当固まっていますので毎日頑張りましょう。
ちなみに私が指導している教室で1分舌まわし最高記録は計347回ですので参考までに。
食べるときの心が大事
日本人は「いただきます」という素晴らしい言葉・精神があります。
命をいただく訳ですから、よく味わう責任があります。
よく味わうのであれば、舌全体を使って食することになります。
水で喉越しを感じてください。
食生活が豊かになり健康にもつながります。
また口先で食べる習慣は口先の筋肉のみを発達させ不満顔になります。
美容の面でも「いただきます」は大切なことなんですね。
この記事の執筆者
東京在住-武道歴40年(現極真空手五段師範)
コミュニティセンターのホームページ制作に関わって8年。空手・古武術・合気道・総合格闘技などジャンルを超えて身体動作を追求。マンションの理事長を17年続けてる一方で、幼年からシニア(80歳以上含む)幅広い年齢層に対して道場、学校、体操教室などでの指導経験をもつ。年齢に関係なく正しい動作改善により健康(腰痛、膝痛など)・パフォーマンスが劇的に変わることを教える。
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