少年野球の審判との両立で健康ライフを満喫しています
コミュニティセンター便り第22号-2017年3月1日発行
第22号では、千葉県船橋市で管理代行業務に携わるJTさん(72歳)にお話を伺いました。JTさんは現在、市川市少年野球連盟審判部に所属して審判としての活動をしながら、地元少年野球チームの代表も務めています。
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Qコミュニティセンターで働くようになったきっかけは?
私は60歳で定年退職しましたが、退職後の方が忙しくなりましたね。35、6年来の古い友人の紹介でコミュニティセンターさんを知るようになりました。共通の恩師の葬儀でその友人に会った時、「70になって今の仕事はきついから辞めるんだけど……」と話したら、その友人が「うちに来ないか」と言ってくれたのです。それがきっかけで、コミュニティセンターで働くようになりました。
現在、このマンションは二人体制で管理をしていますので、交替で管理業務を行っています。私は代行員として10日から12日勤務しています。毎月20日くらい働いていますね。多い時は23日勤めることもありますが、ありがたいことです。
Qお休みの時はどのようにお過ごしですか?
日曜、祭日を休みにしてもらっていますが、それには理由があります。少年野球の審判をやるためです。これだけはどうしても譲れないんですね。野球の審判はもう40年近くやっていますが、仕事を転職しても、日曜日と祭日は休みという条件でやらせてもらってきました。昨年は、所属しているチームの出身の子が関東一高から甲子園に出場しましたので、応援に行ってきました。その日はコミュニティセンターの仕事はしっかり休ませていただきました(笑)。
「たかが少年野球、されど少年野球」です。距離とボールのサイズが違うだけで、ルールは少年野球も高校野球もプロ野球も同じです。自分自身も野球をやっていたのですが、40歳の頃に肩と肘がだめになりまして、その後はプレーはやめて、審判をするようになりました。子供たちと関わるのは本当に楽しいですね。小学校1年生から6年生まで、小学生にきっちり基礎を教えながら、子どもの成長していく姿を実感できるからです。これが人生の生きがい、ライフワークと言ってもいいくらいです。高校野球は好きですが、プロ野球は新聞で結果を見るくらいですね。育ててきた子供たちの中には甲子園で投げた子もいます。彼らが成長するのが楽しみですね。「俺が教えた」っていう気にもなりますしね。まあ、みんなそう言いますけどね(笑)。今はオフシーズンですが、3月からは忙しくなります。
Qマンション管理のお仕事について
このマンション(管理員室)にはほとんど電話が掛かってきません。外部からもです。業者からはファクスですからね。留守番電話にする必要がないくらいです。居住者は41世帯です。ここで勤めて2年ちょっとになりますが、もうみんな家族のようなもので、クレームではなく、相談ということで対応させていただいています。
Qマンション管理代行業務で日頃心掛けていることは?
引き継ぎですね。引き継ぎをしっかりしておけば、新しい物件のマンションにも迷うことなく向かえます。引き継ぎが命です。引き継ぎをしていない管理会社もあるそうですが、コミュニティセンターは引き継ぎがしっかりしています。物件によって事情や条件、鍵の扱い方なども違ってきますので、引き継ぎをしっかりしておくととても安心です。引き継ぎがないと不安でやっていけません。
それから清掃はしっかりと行うようにしています。マンションによって清掃の仕方もいろいろです。他の所で新しい清掃のやり方を知って、大変参考になることがあります。清掃のプロのかたもいらっしゃいますから、いろんなアイデアやノウハウを学ぶことができます。短い時間でも手を抜かずにしっかりとやることができています。
このマンション管理ではもう一人の管理員との間で「連絡帳」を活用しています。日誌のようなものです。管理員同士の連絡事項をこれにしっかり書いておきますから、連絡の取りこぼしがありません。モップの掛け方とか、清掃のやり方も書いておきます。居住者の問い合わせや、相談を受けたことなども書き留めておきますので、情報を共有することができます。
Q少年野球の審判のお仕事とマンション管理の両立は大変では?
おかげさまで健康管理の維持ができていると思います。一番喜んでいるのは女房ですかね。40年近く、休みの日にも家にいないわけですからね(笑)。少年野球は朝が早いですからね。その点、朝が早いマンション管理代行の仕事も全く抵抗はありませんでした。少年野球では審判がグラウンド整備をしますし、ラインも引きます。グラウンド整備は清掃のモップの掛け方と通じるものがありますね。自分で言うのもなんですが、慣れたものですよ。(血液型が)A型人間ですからね、気になったら、最後までやらないと気が済まない性分ですから、清掃も徹底してやりますよ。
Q今後の抱負をお聞かせください
3年でも4年でも5年でも健康で長く勤められたらいいなと思っています。現在、地元の少年野球チームの代表を務めていますが、どこでも細かいもめ事があるものです。そんなときは代表として当事者の間に入って話を聞いて調整役をしています。こういう経験もマンション管理に生かされています。代行員の仕事でトラブルに遭っても、先入観を持たずに、うまく問題を収めることができています。
この年齢でいろんな経験をさせていただき、ありがたいことです。マンション管理代行業務の仕事も2年数カ月になりますが、好きな少年野球の審判をしながら、健康で仕事ができるということに感謝しています。星旦二先生のおっしゃるとおりですね。同じ代行員の皆さんも、ありがたいという気持ちでこの仕事をしておられると思いますね。
この記事を書いた人
株式会社コミュニティセンター社長室長
コミュニティセンター便りの取材に携わって4年、最近は原稿のデザイン制作や動画制作を一手に引き受けている。取材の時は物件を訪れスタッフの生の声を聞き、管理員業務のやりがいや楽しさを伝える無類のワイン好き スタッフとはいつもお酒の話で盛り上がっている。
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