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レポート

日本のトイレを  世界一きれいにしたい

コミュニティセンター便り第56号-2020年1月1日発行

第 56号では、菅利惠社長と「トイレの定期清掃」の担当責任者・佐藤氏に話を聞きました。

Q新しい年への抱負を

菅利惠社長

菅利惠社長:管理員の代行業務、固定契約という点では、コミュニティセンターの当初からの取り組みとして管理会社さまにも一定の認知を頂き、安定的な発展ができています。
2020年は、マンションにお住まいのかたがたに快適に過ごしていただくためのサービス、管理会社さまへのワンストップでの人的サービス提供を一層強化していきたいと考えています。
例えば、清掃業務一つを取っても日常清掃と定期清掃の両方を当社が担当すれば清掃上のさまざまな課題をすぐに解決することができます。 また、大型マンションの場合は、コンシェルジュが入っていて、管理員と同じように受付業務も行いますが、そこでの情報の共有化が大切です。お互いが不在の時間に補完し合うために、協力と連携を取れる体制にしていきたいと考えています。
当社にはさまざまな資格取得者がいますので、今後高齢の居住者さまが増えることを予想し、お住いのかたのご要望に応じられるよう、インスペクションや相談事業などもトータル的にご提案できたらと考えています。 ワンストップサービスの充実という点では、特に清掃とコンシェルジュ部門を強化、拡大していきたいと考えています。

Q特に強化したい取り組みは?

菅利惠社長:最近は、清掃の人員を確保しにくいといった状況もあり、物件の清掃に関しましては、日常清掃と定期清掃のセットでのお見積もりをかなり頂いています。清掃業務は知識と経験がものを言う世界です。清掃事業を推進できる責任者クラスの人材を 2人採用できましたので、今年は清掃部門を事業として本格化させていきます。

Q清掃部門を強化する理由は?

菅利惠社長:マンション管理業務においても、人手不足で無人化が進行しています。タブレットの設置で管理員室を無人化し、清掃だけは入れていこうという動きも進んでいます。ですから、管理業務がどんどんタイトになっているのが現状なのです。この傾向は今後ますます強くなっていくことでしょう。ワンストップサービスは、そこを補完する意味合いもありますし、巡回管理や清掃など、業務メニューの多角化ということも視野に入れてのことです。やはり清掃部門を確立しないとそのような事業展開ができませんので、清掃部門に力を入れているということです。

Q「トイレの定期清掃」について説明してください

菅利惠社長:トイレというのは人間が一人で過ごす所で、汚れや臭いが気になる場所です。特に飲食店の場合は、トイレが汚いと女性は二度と使わないという傾向があります。清掃事業の対象としてコンビニを選んだのは、コンビニが災害時の公衆トイレのような役割を担っているからです。一定の範囲では、一般的な公衆トイレの数よりもコンビニの方が多いというのが実際です。 快適できれいであるということは、お店を使う側の一番の要求だと思うんですね。見た目がきれいでも臭いがきついトイレもあります。掃除をしても目に見えない汚れが残っているからです。
2020年はオリンピックを観るために海外のお客さまがたくさん訪日されます。私たちには、公衆トイレとしての役割を担っているコンビニのトイレを徹底的にきれいにすることで、日本に対する良い印象を持って帰っていただきたいという夢があります。
「トイレの定期清掃」を担当責任者の佐藤さんが「世界一トイレがきれいな日本」というイメージを作りたいという夢を語ってくれてとても感動しましたし、「トイレの神様」という歌を思い出しました。

▼ここから担当責任者・佐藤氏

Q「トイレの定期清掃」を始めた背景を教えてください

担当責任者・佐藤氏:私自身がトイレ清掃に特化して行おうと考え始めたのは、5、6年前からです。コンビニのトイレは、常に人の目があるので一番安全なんですね。コンビニの利用者はどんどん増えていて、コンビニのトイレはほとんど公共化しているといっても過言ではありません。清掃業者から見ても最後に残るのはトイレ清掃だと思うんですね。
機械化、ロボット化が進んでいて、床やカーペットは全部、自動で機械がやってくれます。企業の日常清掃のごみ回収も自分たちでやる場合が増えています。最後に残っているのがトイレです。しかしトイレだけはやりたくないという気持ちがあるのではないかということです。
カフェやコンビニのトイレは、七割がたは汚いですよね。掃除は大事です。しっかりやった方がいいんです。では、そこで働いているパートやバイトさんが隅々まできれいにできるかというと、なかなかできないので汚いのです。そこを月に一度でも定期清掃が入ることによって隅々まできれいにすることができるのです。

Q具体的な清掃方法について教えてください

担当責任者・佐藤氏:専門のトイレポリッシャーという器具を使って尿石や水あかを除去します。黒ずみや黄ばみ、輪じみも取ります。臭いの元を取り除きますので、悪臭もなくなります。除菌仕上げをし、つるつるの状態に仕上がります。 月 1回程度の定期清掃に入って私たちが清掃した後は、パートさんやバイトのかたは汚れた部分を洗うかこする程度で、洗面台もトイレの便器もお掃除が楽になることでしょう。料金もそれほど高いものではありません。利用しやすい設定になっています。
普通のトイレ清掃は一人で、広めのトイレは 2人体制で作業します。清掃の時間帯については、コンビニへの聞き取りも行ったのですが、午前は 9時から 11時、午後は 2時から 4時、夕方以降は 6時から 8時の時間帯で、お客さまが集中しない時間帯に行います。
先日、掃除を終えた直後のことでしたが、トイレを使った若い女性のお客さまに「トイレがとてもきれいで、きょうはラッキーでした。いつもこういうトイレで使いたいです。ここをいつも利用しているので、毎日こうだといいですね」と喜んでいただきました。とてもうれしかったですね。

Qトイレ定期清掃について今後の抱負を聞かせてください

担当責任者・佐藤氏:先々は清掃業界もトイレ掃除をする人が減少していくでしょうから、トイレの専門会社ができたらいいなと考えています。実際のところ、トイレの清掃員がいなくて 80歳くらいのおばあちゃんたちが腰を曲げてやっているような状況なのです。プロの清掃員を養成して、他の清掃会社に派遣するというのが私の夢なんです。