)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第14号では、主に大阪府および京都府のマンションで管理代行業務に携わるK.Nさん(69歳)にお話を伺いました。

「代行」の役割を果たすことが生きがいに
元気で楽しんで仕事ができています。

Qプロフィールをご紹介ください

大学卒業後は工業関係の装置会社の営業として、5年ほどサラリーマンとして勤めましたが、父親は私が高校を卒業する頃、脱サラして商売を始めました。当時は室内装飾と言いましたね。カーテンの製造販売からいわゆる内装(インテリア)工事。当時は千里ニュータウンや万博関連の開発が行われていた時期で、家業も順調に営めるようになり、父同様脱サラして、自営業の道を父親と一緒に、また引き継いでまいりました。その後、25年間、時代に沿っていろいろな業種にも取り組みましたが、バブル以後は核であったスーパーマーケットの撤退や商店街の衰退など、時代の変化とともに個人の力ではなかなか商売を続けることが困難になり、縮小し廃業いたしました。転職としてダイエーの流通センターで働くようになりましたが、ご存じのとおり、経営主体がかわり、センターの廃止で失業となりました。当時60歳を過ぎておりましたので、なかなか仕事を見つけるには難しい状況でした。そんな時、友人からマンションの代行管理員という仕事があることを教えてもらいました。それで、コミュニティセンターに応募したというわけです。
 
コミュニティセンターで仕事をするようになって今年8月でちょうど4年になります。管理員の仕事は全く初めてで、何も知らないところから始めました。ですから、私はコミュニティセンターさんに育てていただいたと感謝しています。
 

Qマンション管理代行の醍醐味は?

この仕事は「代行」でしょう? ということは、何か問題があったり、困っていたりするからこそ、依頼が来るわけです。ですから、代行する仕事をすることによって、「少しでも役に立てればいいな」という気持ちが、やればやるほど出てくるんですよ。中継ぎ役だと認識していますが、次の管理員にバトンタッチをすることで、その役どころを果たすことが生きがいのようになってきましたね。
 
今の現場は、3月から3棟380戸のマンションで3人体制で代行しています。複数で業務するのも久しぶりなので、日々管理状況の共有に努めています。
 
現場ごとにそれぞれ状況が違いますので、代行の仕事はまず、要請を受けた現場になじむこと、馴れること、現場のことを知るということが一番大事だと理解しています。そのことがまずできないと、それ以上のことをやろうとしてもうまくいきません。ですから、依頼された物件を訪ねたら、まずそこの資料に目を通し、マンションのかたにお話を伺ったりして、その物件のことを知るように努めています。
 
バトンタッチがスムーズにできて、その後順調に業務されていることを聞けば、大変うれしく思いました。
 

Qお仕事の内容について教えてください

代行は純然たる管理員の仕事もあれば、清掃兼務もあります。清掃だけという場合もあります。清掃は清掃員のかたが入っている場合は、そのかたがたのやり方というものもありますので、清掃員のかたから教えていただいて取り組むようにしています。清掃に関してもきちんとするよう努めています。
 
それから、窓口業務があります。代行の場合は、窓口にいつもおられる管理員と違う人間が座っているわけですから、やはり居住者の皆さんからは興味を持って見られるようになります。しっかりと顔を見て、向き合ってあいさつすることを心掛けています。
 
掃除機で清掃するというルールの所もあれば、いろいろなほうきの種類を替えてする所もあり、モップを使っていいのかいけないのかなど、現場ごとに違いがあります。清掃はすでに清掃員のかたの清掃業務の方法が定着していますので、現場に応じたやり方を清掃員のかたから教えていただこうという気持ちで取り組むようにしています。
 
管理会社によっても違いがあります。代行で仕事に入りましても、管理会社の委託契約、管理組合の規約というものがあります。「私はこうしてやってきたから」ということでは通じません。規約に沿って仕事をしないといけません。
 
この4年間で私は60~70件くらいの物件で仕事をしてきました。1日1件という場合もありますし、長期になりますと5カ月以上で1件という仕事もあります。毎日違う物件に行っていた頃もありました。朝、目覚めた時に、「きょうは東か西か、JRか阪急か…」と言いながら(笑)。遅刻してはいけないので、前日には地図で確かめておくようにしています。
 
業務開始が朝の9時からだったとしても、ごみ出しの関係で8時には回収に立ち会わないといけない所もありますし、物件によっては毎日の出発時間も違ってきます。そういう意味では事前に交通機関のダイヤも調べておかないといけません。そのためにも事前の引き継ぎが大切なんですね。安心して代行できますから。
 

Q休みの日はどう過ごしていますか?

この仕事を始める10年ほど前は、よく登山に行っていましたので、自然がある場所に足を伸ばしたいなとは思っています。せっかくマンションの巡回で毎日足を鍛えていますからね(笑)。自然に親しむことが好きなのでたまには山歩きにも行きたいですね。
 
父親が98歳、母親が96歳の、結婚して70年の両親が健在です。同居していますので、毎夕食一緒に家族団らんを楽しむことができているのは幸福なことです。親が元気でいてくれているのは本当に子孝行だと思っています。ですから、私もこうして仕事ができている状況です。そんな日々を大切にしています。
 

Qマンション管理代行の仕事を通じて感じていることは?

今のところは私自身も大きな病気もなく、元気で仕事をさせてもらっています。今仕事をしているマンションでは100戸以上の棟内をA棟、B棟と巡回していますが、家に帰って万歩計を見ると一日2万歩くらい歩いています。小さいマンションでも巡回していたら最低1日に1万歩は歩きますね。ですから、マンションの巡回というのは私たち高齢者にとってはいい運動になるんです。仕事を楽しもうというような気はなかったとしても、そのような考え方ができれば、自然と仕事も楽しめるのではないでしょうか。家にずっといたら人とも会いませんが、この仕事はいろいろな人とも出会えます。いろいろな場所にも行きますし、景色も違う。いろいろな経験もさせてもらう。本人は楽しんでいる気はないんですよ。しかし、結果的に楽しんで仕事ができているようですね。
 
最初は「失敗してはいけない」というような気持ちが大きかったのですが、最近になってそういう気持ちから「お役に立てれば」のプラス思考に変わってきました。そういう意味で少しは皆さんのお役に立てているのではないかと自負しています。管理員といっても住人の皆さん全ての意見を聞ける仕事でもありません。何も起こらないことがやはりベターなことです。ですから、管理員の仕事はそういう状況が続けば続くほど良好だといえます。
 
高齢者のかたが多くなってきていますね。自分の体が元気であるというなら、積極的に仕事をされたほうが精神的にも健康的になれるのではないでしょうか。そういうかたには私はこの仕事をお勧めしたいですね。


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