)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第13号では、主に都内のマンションで管理代行業務に携わるM.Kさん(68歳)にお話を伺いました。

「仕事ができるのはありがたいこと、オファーはできる限り受けたい」
常勤の管理員さんとの引き継ぎが大切、確認すべきは念には念を

Qプロフィールをご紹介ください

昭和46年(1971年)、東京の企業に就職しました。会社は社員 100人ほどの中小企業でしたが、当時、全国で数社しかなかった精密電気機器を開発から製造・販売する技術者集団の企業でした。現在は、200人を超える社員数になっています。
 
工場勤務を2年経験した後、開発した新製品の販売のための即戦力として営業部に移り、以後40年近くセールスエンジニアとして全国を飛び回り、64歳で退職しました。大変ユニークな会社で、まだ週休2日制でなかった時代に実働で一日7時間(8:30~16:30)、土曜日は半ドンでしたね。「仕事だけでなく、趣味を多く持って人生を楽しみなさい」というのが創業者である社長の方針でした。仕事柄、外出、出張も多く、夜行列車で移動することも多々ありました。楽しい思い出です。会社は辞めましたけれども、もっと働きたかったなという思いもあります。長く勤めましたし、会社には愛着もありましたね。 
 

Qどのようなきっかけでコミュニティセンターに?

退職の前後に母が入院、その後、介護が必要となりましたので、再就職も先送りしていました。半年以上が過ぎ、少し時間に余裕ができた頃に新聞でコミュニティセンターの代行員募集の広告を見まして応募しました。それ以来、コミュニティセンターさんにお世話になっています。面接の時に、特に定年もなく、健康であれば 10年以上は働けるとのことで、現在5年目に入っています。
 
退職後、街の本屋さんで偶然見つけたマンション管理員に関する書物を読んでいまして、マンション管理員に関する予備知識は多少持っていました。実は、マンション管理員のスキルアップのためのマンション管理員検定というのがありまして、その頃、トライしてみたんですね。1カ月ちょっと勉強して臨んだのですが、不合格でした(笑)。ちょっと悔しい思いもあって、リベンジまして、2度目の挑戦では合格できました。
 
常勤管理員としての実務経験もなく、代行員の業務ができるのか不安でしたが、実務研修は1回だけだったと記憶しています。そして実務の依頼があったのですが、自信がなく、再度研修をお願いしました。平成24年(2012年)の春から代行業務をスタートし、半年後の秋に母が亡くなり、以後、本格的に代行業務に精勤しております。 
 

Qどのような頻度で勤務されていますか?

月に17、18日から22、23日入りますね。業務の時間帯もいろいろです。午前中だけの勤務、朝から夕方の日勤、それから午後から入る遅番、夜勤。丸一日、24時間勤務というのもありましたね。休憩は取りますけど、朝から一日はさすがに長かった。初めて行く所は引き継ぎもありますので、月に20日以上は仕事をしてきました。
 
勤務の予定は立てますが、オファーがあればできる限りお受けしています。基本的にオファーを断ったことはありません。母が亡くなった時はお休みしましたが……。
この4年間でいろいろな所に行きました。おそらく、140~150カ所くらいでしょうか。会社に勤めていた頃は営業であちこちに行っていましたので、苦にはなりませんね。コミュニティセンターさんの場合は、勤務先は自宅から1時間前後の範囲ですから、その点でも全く問題ありません。この 5月で丸4年になりますが、引き継ぎを別にしても、延べの出勤回数は 1000回を超えていると思います。 
 

Q代行員としてお仕事をする中でのエピソードをお聞かせください

代行員だから起こり得るトラブルの事例と、それを通して得られた教訓を二つほど、ご紹介します。
一つ目ですが、依頼のあったマンションに事前引継ぎのために訪問し、鍵の扱いや日常業務等の確認をしました。ところが、当日、入館するための共用マスターキーが保管してあるキーボックスを開くことができずに往生しました。事前の引き継ぎで確認もしてあり、暗証番号も合っているのに開かないのです。常勤の管理員さん、このかたは女性でしたが、万が一困ったことがあれば管理員さんの携帯電話に連絡ができるようにと、番号を教えてもらっていましたので、連絡が取れて開くことができました。開かなかったのは、常勤用の暗証番号から代行用の暗証番号に切り替えるはずだったものが切り替わっていなかったことが原因でした。当日は午前8時過ぎにごみの回収があり、ごみ置き場のドアを開錠して外に出さなければなりませんでした。開けられなければ、次の回収日までごみの山で溢れるところでした。そうなれば、居住者からのクレームも出たことでしょう。この事例から、管理員さんには携帯電話番号を教えていただいて記録しておくべきだと思います。一度だけでなく、複数日業務する場合もありますので。
 
二つ目の事例は、一度業務の経験のあったマンションで数カ月後に二度目の業務依頼があった時のことです。内容はメモ等で記録してありましたので、電話で再確認し、引き継ぎには行きませんでした。ただ、入館用キーの保管場所が変更になったとのことで(このマンションはキーボックスに保管ではなく、館内の見えない場所にフックに引っ掛けてキーを保管している)、鍵は、用具入れロッカーの「後ろ」にフックに掛けておきますとのことでした。当日、私は「後ろ」の壁とロッカーの隙間に手を入れてみたのですが、鍵がないのです。管理員さんの携帯に連絡しましたが不在で、困ったことになりました。鍵は忘れても、フックはあるはずですが、それも見当たりません。連絡を待ちながら、冷静になって考えてみました。電話で話していた「後ろ」は、「ロッカー内の奥」の意味ではと、その場所を確認してみたところ、用具の陰にあったのです。日本語の難しさを感じましたね。この事例から、事前に再度の引き継ぎをしていれば問題にならなかったわけで、少しでも不明箇所があったら、時間の許す限り、再確認のために訪問することも大事だと思いました。数時間後、管理員さんから連絡があり、状況を説明したところ、「舌足らずで申し訳なかった」とのお詫びの言葉がありました。
 
それから、駐車場のシャッター・チェーンの動作管理の件でこんなことがありました。駐車場のシャッター・チェーンの上げ下げのコントロールは居住者自身ももちろんできますが、管理員室の操作スイッチからもコントロールできます。業者が駐車場を利用する場合など、管理員がシャッター・チェーンの上げ下げを操作します。しかし、管理員室の操作スイッチをニュートラルの状態にしておかないと居住者のかたが操作できなくなってしまいます。以前に一度、ニュートラルの状態にせずに帰宅しかけたことがありました。
駅で電車に乗る前に、ふと、ニュートラルにしていたかどうか不安になりましてね。管理員室に戻ったところ、ニュートラルになっていなかったんです。10分ほどのことでしたが、問題が起こらず、ほっとしました。本当にあの時はヒヤッとしましたね。玄関も、オートロックの場合は、うっかり鍵を持たずに外に出てしまうと締め出されてしまいます。私自身はそういう経験はありませんが、そういうことが起こる場合もあるようですね。この点も気を付けなければいけない点だと思います。 
 

Q今後の抱負を

健康ならできるだけ代行員の仕事を続けたいですね。この仕事は結構足腰も鍛えられます。太る暇がなくて、健康に良いですよ。この年代で仕事ができるというのは本当にありがたいことで、感謝しています。オファーがあったものは余程のことがない限り、しっかりとお受けして務めていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。 


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