)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第8号は年頭の特別号として、当社代表取締役の菅利惠社長のインタビューをお届けします

2016年は申年にちなんで明るくて元気な年に
シニアの知恵や経験を社会に還元したい
コミュニティーの人々が気持ちよく過ごせる空間づくりを心掛けて

Qコミュニティセンターの
「マンション管理代行業務」の特徴についてお聞かせください。

 代務員(代行業務員)は物件現場に直行直帰で仕事をしています。このような仕事のスタイルの中で、代務員の皆さんたちにどのようにすれば会社や仕事への帰属意識や同じ志を持ってもらえるのか。当社だけでなく、管理会社の信用も一身に背負って業務をしますので、業務内容が悪ければ当然、管理会社の看板にも傷が付きます。
 
「いい仕事をすれば次につながる」。これが鉄則です。代務員はマンションの居住者のかたがたの注目度が非常に高いといえます。普段と違う顔の管理員がいると
「どんなやり方をしているのかしら、大丈夫かしら」とよく見ているのです。それ故、研修に注力してきました。
 
「巡回指導員」によるマンションの「巡回制度」も設け、約 3年かけて機能させることができました。 3・11(東日本大震災)のような緊急時には交通も混乱しましたので、現地に泊まった代務員も多くいました。そういう場合にはどのような連絡体制を取り、どう判断するかという共通のマニュアルも一年ほどかけて作り上げました。 
 

Qこれまでどのようなお考えで経営に携わってこられましたか。

「シニアの皆さんの知恵や経験を家に眠らせておくのはもったいない。もっと外に出て、いろいろな世代とつながり、その知恵や経験を社会に還元しましょう」という考えで取り組んできました。 こんな話があります。住居とビルが一体となったマンションで、居住者の皆さんの出勤時に毎朝管理員が「おはようございます」と声を掛けていたら、最初は黙って通り過ぎていたテナントの会社の新入社員たちからも元気なあいさつの声が出るようになった。新入社員たちの変化に気付いた総務部長さんから当社の管理員が感謝されたというのです。
 
「マンション」は、それ自体が一つの地域であり、コミュニティーです。私たちの仕事はそのコミュニティーの中で自分のいろいろな気付きが次の笑顔につながって、お客様同士が気持ちよく過ごせるような空間をつくっていくことだと考えています。
 
経営理念の中には、管理員の私たちが核となって世代間の良好なつながりをつくっていく存在になりましょうと訴え、積極的に自分が培ってきたいろいろな知恵や経験を社会に発信してほしいという願いが込められています。
 
「仕事をしていると体も気持ちも調子がいいよね」と代務員の皆さんはおっしゃいます。やはり、家に引きこもってしまうと、どんどん孤独、孤食になっていきます。先般、首都大学東京の星旦二名誉教授と協働研コミュニティーの人々が気持ちよく過ごせる空間づくりを心掛けて究を行ったところ、私が経験から想定していたものと同様の調査結果が得られ、非常にうれしく誇らしく感じました。 


Q最近の状況についてお話しください。

最近は清掃研修にも注力しています。当社には「ビルクリーニング技能士」の資格保有者、清掃のプロが2人おりますので、そのスタッフに実技も含めて担当してもらっています。きれいに片付いた空間ですと誰もがすがすがしい気分になりますから、マンションの共有空間を快適にするために腰に負担の掛からない、無駄な手間の掛からない、早く、きれいにできる清掃方法を伝授してもらっています。
 
12年前、当時約 30人から出発し、現在は 550人以上の代務員が所属しています。私たちの「代務」という業務スタイルは、第二の就職ではなく、趣味と仕事を両立でき、自由に休暇を取得できる、もっと気軽に働きたいシニアのかたがたの要望に応えられるものです。自分の時間が確保できる。体力的にもほどほどの負荷があり、健康にもなるし足腰も強くなる。人と話ができ、やりがい・生きがいを持てる。シニアにぴったりの仕事です。
 
しかし、最近は管理会社から代務員ではなく常駐の管理員を任せたいとの意向が増加しているため、現在、80件ほど希望者に常駐員として業務を請け負ってもらっています。今後は代務員と常駐管理員の両面で要望に応えていく計画です。
 
管理会社からは美観調査(診断)などの要請が増えています。美観を損ねるものを調査し、美観を高めるための清掃を受注する。居住者も気持ちがいいし、マンションの資産価値も上がります。最近は外国人の居住者が増加しているため、英語を話せるスタッフを要請されることもあります。 当社は多種多様な資格を持った代務員の皆さんの集合体です。彼らの特性をアピールすることで新たな需要を喚起したいと考えています。 


Q業務内容との関連から、これからの時代をどのようにお考えですか。

マンションを最初に売り出した頃のキャッチフレーズは「プライバシーの確保」でした。ですから、「隣は何をする人ぞ」で構いませんでした。つまり、面倒な人付き合いが要らない、プライバシーが守られて孤高の人でいられる。このような面が強調され過ぎてしまいました。ところが、3・11などの災害があって、「遠くの親戚よりも近くの他人」といった地域のつながりの必要性が非常に高まりました。あの時、「絆」という言葉が頻繁に使われましたね。
 
マンションはある意味すごく便利でプライバシーも守れるけれども、私はそこにとどまってしまうと閉鎖された、安心とはかけ離れた社会になってしまうのではないかと危惧しています。人としてオープンにしていくべきところはオープンにしていかないと、最終的に孤立して、お互いの理解が足りないところから余計なトラブルが発生することが多くなると懸念しています。
 
当社の代務員たちは意識が高いので、ご高齢の居住者が望む場合には普段から声掛けをしています。ある時、声掛けがきっかけで部屋の中で倒れていたかたを発見し、救急車で搬送されて一命を取り留めたということがありました。そのような事例は 1件や 2件ではありません。そういった気遣いのようなものが形になり、マンション管理組合などに提案できるようになっていけば、「人が人を見ています」といった温かい仕事の形ができるのではないかと期待しています。 今年は、申(さる)年にちなんで、明るくて元気な年にしたいものです。ありがとうございました。

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