)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第7号では、取材先を初めて関西方面に拡げ、株式会社コミュニティセンターの登録スタッフとして大阪府大阪市内のマンションで管理代行業務に携わるH.Sさん(69歳)にお話を伺いました。

『どんな些細なことでも一生懸命やる』をモットーに仕事をしています
『自分は半人前である』を座右の銘に謙虚に仕事をしたい

Qプロフィールをお聞かせください。

私は前職の総合家電企業に勤務してから定年退職するまで 40年間、全て営業部門に携わってきました。私は家電製品、空調機器、パソコン、ワープロ等の販売を担当してきました。家電専門店、家電量販店、スーパー、省庁等への営業活動を行う一方、他社への OEM供給商談や業界各社との渉外活動も行ってきました。渉外活動を通して業界全体の構造や動向などいろいろと学びました。40年の月日が経過する中でビジネスの形も「売った、買った」の個々の商談から、企業対企業の大規模な取引へと変化していきました。
 
63歳で退職するまでの仕事のお付き合いの中で住宅関連業界との関わりも多く、マンションに空調機器を納品するなど、マンション業界にはその頃からずっとなじみがあったのです。 
 

Qコミュニティセンターで仕事をするようになったいきさつは?

定年を迎えた後の次の就職先として、結構多くの同僚がマンション管理業界に就いていたのです。そのような環境もあり、「定年後には自分もマンション管理の仕事をやってみようか」という気持ちがもともとありましたので、定年後にマンション管理の仕事を始めました。当初は一般のファミリーが居住するマンションを担当するはずだったのが、話が変って、高齢者向けの分譲マンションができるのでそこの統括主任を担当しないかとの打診がありました。一般的なマンションと異なり、大浴場やレストラン、フィットネスルーム等が設備されていたり、24時間体制でヘルパーさんが対応してくれるケアセンターがあったりと、高齢者に適した設備が充実したマンションでした。 このマンションで去年の9月まで勤務し、その後コミュニティセンターで仕事をするようになり、約 1年になります。コミュニティセンターは、高齢者向けマンションの管理会社のかたたちが紹介してくださいました。 


Q高齢者向けマンションでの経験をお話しください。

管理員同士の間では仲良くやっていたので仕事をする上で苦労するようなことはありませんでした。高齢者向けのマンションは相手がお年寄りなので、むしろそこに対するフォローというのがかなり大変でした。住人のかたがたは平均で 75歳です。90代のかたもいます。ですから一般のファミリータイプのマンションと高齢者向けのマンションの管理では、基幹業務は同じでも入居者対応がまるで違い、業務の幅がとても広くなります。
 
例えば、体調の悪い入居者がいた場合、自分の部屋で寝ているのは非常に不安なものです。そういうかたのためにビジネスホテルのようなケアルームがあります。ケアセンターの一角にはヘルパーさんが 24時間待機し、「見守り対応」する体制が整っています。体調の不安なかたは宿泊できますし、昼は昼で、ちょっと寂しいなと感じれば、ケアセンターの広い部屋でヘルバーさんが話し相手になることもあります。
 
その他にも観光地のホテルにあるような大浴場があり、営業用の風呂と同様に保健所の指導もあります。浴槽別に全て塩素濃度、湯温を毎日管理員がチェックしなければなりません。また、お湯が出なくなったり、熱過ぎたりする場合など、何かあったときにもわれわれ管理員がすぐに飛んでいって対応することになります。
 
一般のマンションとは異なり、高齢者向けマンションはマンション内そのものが一つのコミュニティーなのです。レストランで毎日顔を合わせる。お風呂は社交場、話し合いができる場としてのフィットネスルーム……。こうしたコミュニティーの場をいかに円滑に運営できるかということが大事でした。ですから、住人とも親戚付き合いのような感じになりますが、ただ一つ、守らなければならないこと、それが、「皆、公平に対応する」ことです。特定の人に肩入れするような対応は絶対にしないことが原則です。これは高齢者向けマンションの仕事をする上で研修の時から前提条件として学びました。 
 

Qどのようなことに心掛けて仕事をしていますか?

私が日頃心掛けていることは、「どんな些細なことでも一生懸命やる」ということです。これが大前提です。そうすることによって手を抜かなくなります。代行員の場合、1日だけや業務回数が少なく不慣れな物件もあるため、常駐管理員と全く同様に業務をこなせる環境にあるわけではありません。私の場合、その立場を自覚し、手抜きを一切せず、不慣れでやり残したりしないように心掛けています。
 
朝の9時までの夜勤も入ります。夜勤の場合は大変ですね。仮眠時間はありますが、夜間ですし不測の事態もあり得ますから熟睡はできません。例えば、5時から業務開始になっているとき、5時直前に起きていては間に合いません。私の場合は業務開始 10分前には窓口に着くようにしていて、その 30分前には起きるようにしています。5時前には新聞配達が来ますので、玄関扉を開けてあげています。5時 20分頃までには 5紙全てが来ますので、その後すぐ玄関周り、周辺歩道の掃除をします。住人の中には朝早く出勤されるかたもいます。落葉の多い所なので、朝早く出勤されるかたたちに気持ちよく出勤していただくために早朝の掃除をしています。朝食を摂る時間はなく、朝は特にハードですので仕事が終わって自宅に帰ってから食べています。3日に1回夜勤が入りリズムが狂うので体調管理が大変ですね。 


Qこれからマンション管理代行の仕事をしてみようというかたへ一言お願いします。

やはり、自分のこだわりや我を出し過ぎないで仕事をしたほうがいいのかなと思います。そして、どんなことでも一生懸命やってほしいですね。あとは楽しく仕事をすること、これも大切です。私は遊びに行く気持ちで仕事をするようにしています。街にぶらっと遊びに行く、好きな山歩きに行く、そんな感覚で仕事をすれば楽しくなりますよ。
 
以前の仕事で「営業の仕事は定年になるまでは半人前と思って、ずっと成長し続けなければいけない」ということを教わりました。自分が偉そうにしていたら商売にはならないということです。「自分は半人前である」という言葉が私は大好きです。自分が半人前だと思っていたら偉そうにすることもなく、謙虚でいられますからね。 

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