)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第6号では、株式会社コミュニティセンターの登録スタッフとして東京都世田谷区内のマンションで管理代行業務に携わるT.Yさん(71歳)にお話を伺いました。

主体的に創意工夫をしながら、楽しく仕事をしています
定年後の再就職、緊張と刺激が元気のもとに
自己管理で「ピンピンコロリ」を実践

Q職歴をご紹介ください。

測量会社で45年間、20歳から65歳まで同じ会社で働きました。つまり、2代(の社長)にわたって仕えてきたようなものです。その会社では土地家屋調査士の仕事をしていました。土地家屋調査士の職務内容は、測量するという技術を用いて土地の境界に関する争い事を仲裁する仕事です。かかるトラブルを解決していく仕事ですから、毎日違う人に会っています。ですから、その日に初めて会って、その日に話をして解決するといった具合になります。つまり、顔見知りの人たちが集まって話をするのではなく、例えば、お隣の地主さん同士ではあるけれども、地方や他の所に住んでいるかたがおいでになれば、その人たちの間に入って解決する方向に持っていかなければなりません。私は 45年間、ずっとこのような仕事に携わってきました。財産権に関わりますから、当然シビアな問題を扱いつつも、うまく話を組み立てて相互の利害を調整しながら解決に導かなければなりません。そういうことを長くしてきましたので、人と会い、話をする仕事に対しては苦になりませんね。
 
65歳で退職してからは時間がありましたので介護施設に勤めました。本来は運転だけでよかったのですが、せっかくそこで仕事をするのであればと、介護ヘルパー2級の資格も取りました。 コミュニティセンターでの仕事は 2008年から始めました。池袋で5年間勤め、その後、現在のマンションで勤務するようになり、2年 3カ月目になります。 
 

Qコミュニティセンターの業務を通して感じることは?

マンション管理員の仕事はほとんどがお客様との対応です。今まで経験してきていることなので、特に抵抗感や違和感はなく取り組めてきたと自負しています。清掃についても、45年勤めた前の職場でも誰よりも朝早く出勤し、オフィスや会社の周りの掃除を済ませ、お湯を沸かして皆の出勤を待つというようなことを当たり前のように実践していましたので苦になりません。
 
工夫したことといえば、マンションによっては暗さをセンサーで感知して点灯する照明が外壁などに設置してあり、その性能検査を安全に行う方法を自分自身で編み出しました。以前担当していたマンションでは、性能検査のために黒い袋を被せる作業を前任の管理員さんは 14階のベランダの手すりの外側で身を投げ出しながら自ら危険を冒して続けていました。これは危険だと考えた私は、地に足を着けながら、立ったままで安全にその作業ができるように、いくつかの材料を組み合わせて道具を作って対処できるようにしました。こういうことは誰も教えてくれないことですが、自分で工夫して対応しました。後任者は今もこの道具を使い続けています。


Q日頃心掛けていることは?

月曜日から土曜日まで、平日は7時半から16時半、土曜日は12時まで勤務しています。私は勤務開始時刻より早く出勤するようにしています。というのも、入居者の皆さんが仕事に出掛けていく時には管理員室のカーテンが開いていて、私が「おはようございます、行ってらっしゃい」と声を掛ければ、皆さんも気持ちが良いと思うからです。朝、皆さんを送る時にあいさつをすることを大事にしています。
 
勤務時間が7時半だったらその時間ちょうどに出勤するかたもいらっしゃいますが、私は7時には着替えも終わり、外で動いて仕事をしているべきとの認識で臨んでいます。グループで行う仕事なら事情も違うかもしれませんが、一人で取り組む仕事ですので、業務委託内容に合わせながら、主体的に自分でやるべきこと、進めるべき仕事を週間スケジュールに組み込んで管理しながら勤しんでいます。
 
どのような仕事でも基本的な心構え、姿勢として「整理・整頓」ということはよくいわれます。私はそれに「清潔に」を加えて、「整理・整頓・清潔」を大切にするようにしています。また、道路についても担当するマンションの向こう三軒両隣は毎朝必ず掃除するようにしています。 私は今後もこの仕事を続けたいと心底願っています。そのためにもしっかりと自己管理し、常にきちんと仕事ができるようにしておかなければなりません。管理員が二日酔いの酔いも冷めないうちに出勤し、座ってうつらうつらしている、なんてことではいけませんよね。コミュニティセンターさんではありませんが、居眠りの写真を撮られて掲示板に貼られた管理員もいると人づてに聞いたことがあります。このような事態には陥らないように、「朝 4時 40分には起きて弁当を作り、5時 56分の電車に乗る」。この生活のリズムを自分なりにつくって生活しています。休みの時には妻とのコミュニケーションも必要ですし、リフレッシュするためにも、一緒に旅行に出かけることにしています。 


Q住人同士のトラブルへの対応は?

双方がそれぞれ自分の言いたいことを持っているのでぶつかるわけです。その間に立って、それぞれの空気抜きをしてあげるのです。その空気抜きにどれくらい時間を掛けるかです。言いたいことを全部言ったら、あとは出てこないでしょう? そうなったら、こちらの話を聞いてくれます。
 
外国人の住人との間で起きるトラブルも、お互いちゃんと話ができるように設定すれば、日本語も多少分かるわけですし、ごみの分別にしても、丁寧に説明すれば解決できます。新しく入居してくるかたについても、お会いしてお話しし、細かくメモ書きをしたものを渡しておけば、ちゃんと規則なども守ってくれます。
 
そこが、管理員が常駐することの良さなのではないでしょうか。マンションですと隣同士で話をすることもあまりありません。ですから、管理員が間に入って話をするようにします。話がこじれてからでは対応が難しくなりますので、その前に早めに手当てすることを心掛けています。 
 

Qこれからコミュニティセンターで働こうと考えている人たちに一言

定年後の再就職に対して、「今までさんざん仕事をしてきたのにまた仕事か」と感じてしまうこともあるかもしれません。でも、いろいろなかたと接することで緊張感が生まれます。緊張すると刺激を受ける機会が増えます。その緊張と刺激は元気に変わります。マンションで働くと、否応なく入居者のかたとも会いますから、最初はちょっと外に出ていきにくい気持ちもあるだろうけれども、自分から求めて積極的に外に出てみることが大切ではないでしょうか。
 
先日、コミュニティセンターさん主催の合同研修会で首都大学東京の星旦二名誉教授から「ピンピンコロリ」という話を聞きました。これを実践できるように、刺激を受けて動けるところまで働けるように自己管理しながら日々を勤しんでいきたいですね。それが同じシニアとして必要だと痛感しています。やはり、外にどんどん出て刺激を受けていれば、否応なく、バカなことはやってられませんものね。私はそう思います。 

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