)コミュニティセンター

「マンション管理代行業務」のパイオニアかつ専門会社の株式会社コミュニティセンターは、シニアが望む、シニアに望ましい働き方について追求しています。より多くのシニア層のかたがたの社会参加の機会の拡充、シニア層に適した「ワーク・ライフ・バランス」の実現のために、同ニュースレター「コミュニティセンター便り」をお届けします。

第2号では、株式会社コミュニティセンターの登録スタッフとして複数のマンション管理代行を務めるK.Eさん(71歳)にお話を伺いました。

セカンドライフとして選んだ「マンション管理代行」
マンション管理員の業務は幅が広く、奥が深い
マンション管理員のベースに人生観、倫理観あり
マンション管理代行は人間相手のサービス業務

セカンドライフとして選んだ「マンション管理代行」

私たちの年代は 60歳で定年です。特に熱中してみたい趣味を持っていた訳ではなかったので、定年後にリタイアしたとしても、働けるのなら体を動かしながら働いていきたいと、50代の頃から漠然と考えていました。どのような仕事ならできるのかを思い巡らせたときに、マンション管理の仕事が私に一番向いているのではないかとの結論に至りました。
居住者のかたがたを相手にするサービス業であることがマンション管理の仕事のポイントです。私はいろいろなかたと会話することは全く苦にならないので、この仕事ならできると判断しました。そこで 60歳の定年を迎える前に当時の勤務先を退職し、マンション管理に必要な、あるいは関連のあるさまざまな資格取得のために 1年間の休業期間を設け、勉学に勤しみました。
 
その結果、マンション管理業務主任者、防災センター要員、ボイラー 2級技士などの資格を取得しました。実はそれ以前に、家内が宅地建物取引主任者の資格取得を目指して取り組んでいたときに私も一緒に勉強し、二人で資格を取得したこともありました。
資格取得後、最初に入社したマンション管理会社は自宅から少々遠方だったこともあり、約2年間勤務した後に別の管理会社に転職し、今から3年ほど前には、いわゆるセカンドライフをスタートするために同社も退職しました。
 
退職後の 2年間は生涯学習の「ゆうゆう大学」に週に1回程度通う生活を続けていたものの、時間を持て余すようになってしまいました。もっと何か体を動かせる仕事はないかと思い、職を探していたところ、新聞の求人広告でコミュニティセンターさんの「マンション管理代行員」の募集を見つけ、人生最後のご奉公ができるのではと思って応募し、現在に至っています。
私が今の仕事に就いて良かったとつくづく思うことがあります。
まず、この仕事が「代行業務」だということです。以前の管理会社ではいずれも常勤の社員だけでは対応が難しく、「代行」を依頼せざるを得ない状況によく直面していました。要するにこの業界は管理組合との契約上、管理員が休む場合、必ず代理のスタッフを充当する契約になっています。そのため、私は「代行業務」の必要性をよく理解していましたので、「代行業務」という仕事が途切れるようなことは起こらないだろうとの読みがあったのです。

次に良かった点は、複数の管理会社でさまざまな管理形態に携わってきた私の経験がそのまま生かされるところです。管理会社、マンションによって管理形態は一つではなく多様な形態が存在します。ですから今、非常に充実して仕事に従事できていることを光栄に感じています。
時間の自由が利き、さまざまな場所に赴き仕事ができます。清掃業務の経験がない私でしたが、小さなマンションはどこでも清掃業務は必須ですから、それもこなします。つまり、経験してきたことと新しい経験との両方の仕事ができるので楽しくできており、心から感謝しています。
 
さらにもう一つ読者の皆様に伝えたいことがあります。私は 60歳近くまで愚直にサラリーマン人生を送ってきました。この時代に築き上げてきた人生観、あるいは倫理観が現在のマンション管理の業務に取り組むベースとして肝要であると実感しているのです。
例えば、マンションに住んでおられる居住者のかたが理不尽なことを言ってきたとしても、「それは違うのではないでしょうか。こういうことではございませんか」と明言できます。そのような対応はそれ相応の人生を歩んできた人でなければ難しいのではないでしょうか。マンション管理の仕事では、このような人生観、倫理観が発揮できますし、これは大変重要なことだと認識しています。ですから、今までの人生経験がさまざまな意味で現在の仕事に役に立っていると私はみています。


管理代行の仕事の70%は事前の業務打ち合わせにあり

私は現在の仕事を時間のある限り続けさせていただくことを望んでいます。それ以外のことはあまり考えていません。今の私は 100%、「マンション管理代行」の仕事に全てのエネルギーを注ぎ込んでいると言っても過言ではありません。
現在、週に 3、4日仕事をしています。同じマンションで仕事をすることが多いものの、業務場所は実にさまざまで、この1年半の間で約60件のマンションに赴いています。新しい業務先も月に 2、3件は入ってきます。新しい業務先の場合には事前打ち合わせもしなければなりません。
 
私は、管理代行の仕事の 70%は事前の業務打ち合わせにあると考えています。これが非常に重要です。一つ例を挙げますと、鍵の管理も非常に重要で 30種類程度ある鍵を紛失なしに完全に管理しなければなりません。大規模マンションの場合、鍵を紛失すると何千万円単位でお金がかかることもあります。
 
もう一つ大事なことは、管理センターに入室すると居住者の個人情報に関して守秘義務や善管注意義務を伴う大量の情報が溢れていますので、これら重要情報を徹底して堅守しなければなりません。鍵や守秘義務については元々管理業務の経験のあるかたにとっては当然のことです。しかし、他業界から就労することになったかたの場合は、これらが曖昧になることがありますので、十分に留意して事前打ち合わせをして徹底しなければなりません。
意外に思われるかもしれませんが、管理員にとって清掃業務も非常に重要です。区分所有者である居住者にとってはきれいであることが大前提で当たり前のことなのです。この視点は絶対に外せません。


マンション管理代行は人間相手のサービス業務

私はマンション管理に必要な基本的な事柄は資格取得で習得したつもりです。管理代行、管理員の仕事は簡単にできると思われがちですが、その業務の幅は広く、ある部分では非常に深い領域が存在します。
例えば、安全、安心、快適なマンションライフ。エレベーターが止まったらどうするのか、どのような対応をしなければいけないのか、居住者に対してどのように対応すべきなのか、こうした基本的な対応策をしっかりと押さえていなければ、安全、安心を居住者のかたがたに与えることはできません。
 
以前 M管理会社に勤務していた時に東日本大震災を経験しましたが、あの時も経験したことのないことが多々起こりました。要するにマンション管理業務において何が大事なのか、何をしなければならないのか、つまりこの業務は「相手が人であるサービス業務」であることを日頃から深く自覚しておくことが必要なのです。
 
自分を研鑽しておくことも大事だと考えています。日頃から新聞を読むなりして、オーソドックスな常識は居住者から尋ねられたときには即答できるようにしておかないといけません。管理員の業務の幅は広く、ある部分は非常に深い領域が存在することを改めて強調しておきます。
人間は体を動かさないとかえって健康を損ねてしまうと私はみています。マンション管理の仕事は、マンション全体を巡回するだけでも優に 1時間半はかかります。大規模マンションでは 2万歩は歩きます。このように体も結構動かしますので、精神衛生上も、体の健康にも好影響を及ぼします。高齢者が従事する仕事としては、実に的を射た仕事ではないしょうか。

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